「月曜日からしんどい…」中島歩“次郎”の危篤で絶望感が襲う…。NHK朝ドラ『あんぱん』次郎が速記で残したメッセージとは?

text by 野原まりこ

今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第61話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

——————————

次郎の病状は…?

連続テレビ小説『あんぱん』第13週 第61話 ©NHK
連続テレビ小説『あんぱん』第13週 第61話 ©NHK

 終戦から5か月。国民学校ではGHQの指導のもと軍国主義教育からの転換が図られ、教科書の墨塗りが行われていた。

 のぶ(今田美桜)は病状が回復しない次郎(中島歩)を見舞いに、海軍病院に通っていた。精一杯明るく振る舞うのぶだったが、次郎に教師を辞めたこと打ち明ける。のぶは子どもたちに日本は必ず勝つと、間違いを教えていたことを悔いていた。

 話を聞いていた次郎は、ふと日記のノートに速記で何かを書き始める。不思議な模様に首を傾げるのぶに、次郎は今度教えると言って2人は別れる。

 次の日。のぶのもとに、次郎の危篤を知らせる電報が入る。

 

 終戦を迎え、ほっとしたのも束の間。次郎が危篤となり再び絶望が襲う。ここでXに寄せられた視聴者による感想を見ていこう。

「今日から明るいお話かと思いきや、、」「のぶちゃん教師辞めたんだ!」「月曜からしんどいー次郎さーーん」「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”。。嫌な予感してたけど。。」「次郎さんいかないで。」「朝ドラに出てくる電報はどれもろくな知らせではない」

 愛するキャラクターがものすごい早さで消えていく『あんぱん』。視聴者の心を射止めた次郎までもいなくなってしまうのか…。次郎の無事を祈る…。

(文・野原まりこ)

【関連記事】
【写真】中島歩の痩せほそった体が物語る…貴重な未公開カットはこちら。NHK朝ドラ『あんぱん』劇中カット一覧
次の朝ドラヒロインにふさわしい女優は? 次世代の国民的女優5選
歴代最高の朝ドラヒロインは…? 連続テレビ小説史上もっとも魅力的な女性主人公5選

error: Content is protected !!