「笑顔の多いハッピーな現場」ドラマ『北くんシェア』本田翼、岩瀬洋志、志田未来、増子敦貴が撮影の裏話を明かす。インタビュー

2025/07/01

text by タナカシカ

本田翼が主演を務めるドラマ『北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。』が、7月1日（火）より放送される。今回は、メインキャストの本田翼、志田未来、岩瀬洋志、増子敦貴さんの合同インタビューをお届け。それぞれが演じるキャラクターの魅力や撮影の裏話までたっぷりとお聞きした。（取材・文：タナカシカ）

キャストが語る“新感覚ラブコメディー”の魅力

『北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。』第1話©カンテレ

　本田翼が主演を務める連続ドラマ『北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。』は、年齢も性別も異なる3人の登場人物が、全人類を虜にする“北くん”をシェアしながら恋に落ちていくという、一風変わった“サブスク恋愛”を描いたラブコメディーだ。

　本作で主演を務める本田翼は、「本作は、“恋愛をサブスクする”という恋愛感をモチーフにした物語で、ある意味、現代的だと感じました」と振り返り、本作について、「人間としての成長や優しさといった普遍的なテーマも盛り込まれていて、読みながら心が温まる感覚がありました。口論する場面もありますが、それも含めて4人で楽しく作り上げられたらいいなと思えた素敵な台本でした」と魅力を語った。

　志田未来は「ずっとラブコメをやりたいと願っていたので、『やっと叶った！』とすごく嬉しかったです。人間模様の成長も描かれていて、やりがいのある役」と喜びをにじませた。

　一方、“シェアされる側”の北くんを演じる岩瀬洋志は、「最初は1人の人を3人でシェアするという感覚が想像できなかったのですが台本を読んでいくうちに“こういう関係性もありなのかも”と感じました」と述べた。

　増子敦貴は「出演が決まってまず家族に報告しました。緊張もありますが、現場は笑顔の多いハッピーな撮影で、長期間の作品は初めてなので、ここから何かが始まりそうな気がしています」と語った。

役柄とのギャップや共通点を語るキャスト陣

　さらに、自身の役柄と異なる点やこだわった部分についても言及。

　主人公である自由奔放な性格の看護師・浅田南を演じる本田翼は、「看護師でありながら、好きな人に一直線な“狩人系女子”。元気で声も大きく、撮影後は日常の声が小さくなった」と振り返り、笑いを誘った。

　東子役の志田は、「東子は、計画性があって生真面目なリーダータイプです。私自身も物事を計画的に進める性格なので共感できます」とコメント。岩瀬は「自分の空間をしっかり持っていて、誰にも影響されずに生きているキャラクターです。僕自身はすべてに興味を持つのが難しいタイプなので、そこがとても魅力的に映りました」と語った。

　さらに、西野役の増子は「共感できる部分はたくさんありますが、西野くんは少しトラウマを抱えているタイプで、そこは僕自身にも通じるものがありました（笑）。以前バンジージャンプをしたときに高所恐怖症になってしまって…。一度できたトラウマって、なかなか克服できないものですよね。その点ですごく共感できました」とユーモアを交えて語った。