「やるな、やったら潰れる。命取りになる」ブラッド・ピットが若手俳優に警鐘をしたやってはいけない役と作品とは?

text by 編集部

映画『F1/エフワン』(2025)のプロモーション中、ブラッド・ピットがポッドキャスト番組で語った若手俳優へのメッセージが話題を呼んでいる。今のハリウッドで求められるスーパーヒーロー役やフランチャイズ作品へのプレッシャーに対し「絶対にやるな」と強いメッセージを発信した。(文・編集部)

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「今の若者は楽しんでる。でも、巻き込まれるな」

ブラッド・ピット
ブラッド・ピット【Getty Images】

 ピットはアメリカのポッドキャスト番組『New Heights』にゲスト出演し「新しい世代の俳優たちの動きは興味深いし、彼らの闘い方も見ていて楽しい」と若い世代の俳優を話題にトークを展開した。どうやら彼らが「スーパーヒーローをやらなきゃ」「フランチャイズに参加しなきゃ」といった風潮に飲まれがちであることを懸念しているという。

「やるな、やるなって言ってるんだ。やったら潰れる」と、ピットは強い口調で忠告。フランチャイズ作品が俳優の疲弊につながるとの世間の見解には「まさにそれが命取りになる」と同意した。

 ピット自身は『デッドプール2』(2018)にカメオ出演したものの、大型フランチャイズにはあまり関与してこなかった。これまで出演してきた作品には、比較的自由な作品選びをしており、同じくフランチャイズを避けてきたレオナルド・ディカプリオとも通じるスタンスを持つ。

 なお、ピット主演の『F1/エフワン』(2025)はApple配信作品として最大級のヒットを記録。続編の製作も検討されているほか、Netflixでは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)の続編企画も進行中だ。

(文・編集部)

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