『鬼滅の刃』劇中最強のキャラは? 天下無双の登場人物5選。チートすぎる…圧倒的な人気と強さを誇るキャラクターをセレクト

text by 小室新一

圧倒的な剣技、鬼を凌駕する肉体、あるいは異質な能力や執念に裏打ちされた強さなど、「強さ」の定義は一様ではない。本稿では、『鬼滅の刃』に登場するキャラクターの中から、戦闘力・影響力・作品内での描写を総合的に判断し、「最強」と称されるにふさわしい5人を厳選して紹介する。(文・小室新一)

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鬼の始祖にして最凶の存在

鬼舞辻無惨

『鬼滅の刃』
ufotable公式Instagramより

【注目ポイント】

 鬼滅の刃のラスボスであり、鬼の始祖である鬼舞辻無惨。世の中に存在する鬼はすべて鬼舞辻無惨の血を含んでいる。

 そもそもの身体能力が高く、血鬼術を使わずとも圧倒的な力を持っている。珠代によって弱体化している状態でも、柱5人と炭治郎たち隊士との力の綱引きで優勢であった。肉体を自由自在に変化させることができ、心臓が七つ、脳が五つあるため、日輪刀で頸を切られても死ぬことがない。

 両腕を変化させた太い二本の管と、背中から伸びる先端に刃のがついた細い九本の管の合計十一本の管を武器で使う。とてもリーチが長く、高速で動かすことができる。最終決戦では、この管の攻撃で柱を含む7人に致命傷を負わせている。

 その他にも、風の渦や空気弾、衝撃波などもつかうことができる。日の光以外には、弱点が存在しない。

 また、短気で非常に残虐な性格である。心の中で文句を言ったや図図しい態度をとったなどの理不尽な理由で、下弦の壱を除く下弦の鬼を全員を殺した「パワハラ会議」が有名だ。生にしがみつき、どんな手を使っても生きようとする姿はまさに宿敵にふさわしい。

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