今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第92話を振り返ろう。（文・野原まりこ）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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健太郎（高橋文哉）との再会で動揺するメイコ（原菜乃華）

　嵩（北村匠海）の漫画が入選し、のぶ（今田美桜）は大喜びする。そんな中、蘭子（河合優実）が仕事の都合で上京することになり、メイコ（原菜乃華）と2人で引っ越してくる。

　数日後、メイコが働くカフェでのぶが嵩を待っていると、嵩は健太郎（高橋文哉）を連れて現れる。動揺を隠せないメイコに、NHKでディレクターをしているという健太郎は「のど自慢」の予選会を受けてみてはと勧める。

　メイコの話を盗み聞きしていたいせたくや（大森元貴）は、メイコの健太郎への気持ちを察して、歌の練習に付き合う。

　嵩の漫画が軌道に乗り出したと同時に、蘭子＆メイコが上京。そしてNHKのディレクターになってた健太郎が再登場…という情報量がギュッと詰まった回となった。ここで、Xに寄せられた視聴者による感想を見ていこう。

「嵩おめでとうーーー!!」「健ちゃん、お帰りなさい。待ってたよ〜」「健ちゃんはNHKに勤めてるとは(笑)」「みんなが高知魂で東京で挑戦する姿がいい」「たくやくん思ったよりクセツヨでいいね」「メイコの東京ブギウギかわいい」「健太郎さんに再会したメイコ可愛すぎ」

　メイコの夢と恋が走り出し、物語が加速していく予感を感じさせた。また、今週から登場した謎の青年・いせたくやはなんのために登場したのか…。この先の展開にも注目だ。

（文・野原まりこ）

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