眞栄田郷敦“手嶌治虫”が初登場で見せた意外な素顔とは? NHK朝ドラ『あんぱん』北村匠海“嵩”が打ちのめされたワケ
今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第95話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
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手嶌治虫(眞栄田郷敦)の意外な素顔
嵩(北村匠海)はカフェで打ち合わせをしていた手嶌治虫(眞栄田郷敦)に遭遇し、その場を立ち去ろうとする。すると、手嶌治虫は靴紐が解けている嵩を呼び止めて、解けにくく結び直す。天才である上に好青年な手嶌治虫と自分を比べ、いたたまれない気持ちで会社に戻った嵩は、意を決して退職届を提出する。
一方のぶ(今田美桜)は、鉄子(戸田恵子)に意見して、文句があるならやめていいと言われてしまう。
のぶが落ち込んで家に帰ると、上機嫌な登美子(松嶋菜々子)が待っていた。しかし、嵩が三星百貨店を辞めると聞いて表情が一変。のぶは、もし貧乏になっても自分が嵩を支える覚悟があると宣言する。それでも、考え直すよう訴える登美子に、嵩は自分たちの人生に立ち入らないでくれと声を荒らげる。
嵩は、のぶに手嶌治虫に会ったことを話し、自分の不甲斐なさを嘆く。しかし、のぶは嵩がいつか天才もびっくりする漫画を描くと励ますのだった。
第95話は、手嶌治虫役の眞栄田郷敦が初登場! しかし、天才である上に好青年な彼の素顔に、嵩は自分との差を強く意識してしまうのだった。また、のぶの仕事にも逆風が吹き始める…。Xには、視聴者による様々な感想が集まっていた。
「薪先生とのぶはもう考えが違って来てしまった。」「同じ業界に絶対に超えられない天才がいるのもつらすぎる。」「ふぁっ?!眞栄田郷敦だったの?!ww」「嵩も退職願を出すことができて、漫画家やなせさんの人生が本格的にはじまる♬」「あの時代に女性が『私が支えます。』なんてなかなか言えないよ」
のぶと嵩に待ち受ける茨の道…。次週も波乱の展開が続きそうだ。
(文・野原まりこ)
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