藤堂日向“六原永輔”のモデルは、あの有名な作曲家! NHK朝ドラ『あんぱん』北村匠海“嵩”との絡みがもはやコント…。

text by 野原まりこ

今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第98話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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蘭子(河合優実)の意味深な予想とは?

連続テレビ小説『あんぱん』第20週 第98話 ©NHK
連続テレビ小説『あんぱん』第20週 第98話 ©NHK

 のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)は、お互いに隠していたことを打ち明け、新たに前を向く。

 7年後。嵩は未だ漫画家として売れる気配がない…。そんなある日、いせたくや(大森元貴)が独特な雰囲気の六原永輔(藤堂日向)を連れて柳井家にやって来る。2人は嵩にミュージカルの舞台美術を手掛けてほしいと言い、居合わせた蘭子(河合優実)は、テキトーな六原を見て嵩との相性が悪いことを予感する。

 自信がないと弱腰の嵩だったが、のぶに「たっすいがーはいかん」と背中を押され、翌日稽古場を訪ねる。だが、やはり変わり者の六原に気圧されてしまうのだった。

 新たに登場した六原永輔。モデルとなったのは「上を向いて歩こう」や「見上げてごらん夜の星を」など、日本音楽史に残る名曲を生み出した永六輔と言われている。個性が強いキャラクターが揃い、嵩の人生が動き出していきそうな気配を見せた。ここでXに寄せられた視聴者による感想を見ていこう。

「7年経っても鳴かず飛ばずな嵩…舞台美術をやることでどう変わっていくのか」「蘭子の人を見る目さすがです」「永六輔あんな感じの人だったの?w」「六原永輔さん、また個性強めな仲間が増えたね!わちゃわちゃ感」「売れっ子の陽キャ作曲家と饒舌で壁作らない天才に挟まれた嵩さん、まあああなるわなw」「柳井嵩×いせたくや×六原永輔の絡みがもうコントみたいになってんのよ笑」

 いせたくやと六原永輔というニューフェイスが起こす化学反応に釘付けになった視聴者。今週もまだまだ見逃せない展開が続きそうだ!
 
(文・野原まりこ)

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