もし『スラムダンク』が実写化されたら…? 勝手にキャスト予想(2)。桜木花道役は? 赤坊主も似合うはず…高身長の人気者
text by ZAKKY
大ヒットした映画『THE FIRST SLUM DANK』。原作者である井上雄彦氏が監督・脚本を手がけた同作は原作ファンにも大絶賛されており、その勢いは今や世代や世界をもまたぐムーブメントに。今回は、そんな映画版『スラムダンク』が「もし、実写化されたら?」という仮定に基づき妄想キャスティング。選出理由や現実度について解説していく。今回は第2回。(文・ZAKKY)
●赤髪がトレードマークの元不良
桜木花道
演じるなら、この人!
~竹内涼真~
原作の主人公であり、最も迷った人選ではあるが、高身長と体格の良さ、そして、晴子に対してだけ時折見せる「ほんわ~」とした屈託のない笑顔にぴったりだと思い、セレクトした。
竹内は赤髪丸刈り頭にしても似合うし、純粋無垢な顔と攻撃的な表情、どちらも説得力豊かに表現し、従来の柔和なイメージとはかけ離れた役柄も見事に演じ切ってくれるはずだ。
思い返すと、桜木は作中随一の名セリフ製造機でもある。「天才ですから」「ヤマオー(山王)は、俺が倒す!! by天才・桜木!!」といった自信満々なフレーズから、映画版ではカットされ、賛否を呼んでいる、晴子に対して告げる「大好きです 今度は嘘じゃないっす」という泣ける発言に至るまで、印象的なセリフは枚挙にいとまがない。
原作の読者であれば言うまでもないことだが、先のセリフは、晴子のことを好きだという告白ではなく、かつて彼女に「バスケットは…お好きですか?」と部に誘われ、「大好きです スポーツマンですから」と勢いで返した言葉の変奏であり、様々なライバルとの戦いを通して夢中になっていったバスケットボールというスポーツへの美しい愛の告白である。
世界的人気を誇る韓流ドラマの日本版リメイク『六本木クラス』を成功に導き、オリジナルを見事自分のものにしてみせた竹内涼真であれば、伝説の名セリフの数々を難なく自分のものにしてくれるはずだ。
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