北村匠海“嵩”の詩集が招いた混乱とは? NHK朝ドラ『あんぱん』原菜乃華“メイコ”が不倫を疑ってしまった理由が切ない…。

text by 野原まりこ

今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第106話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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嵩(北村匠海)が渡したプレゼントとは?

連続テレビ小説『あんぱん』第22週 第106話 ©NHK
連続テレビ小説『あんぱん』第22週 第106話 ©NHK

 嵩(北村匠海)はあんぱんを配る太ったおじさんの絵が認めてもらえず落ち込んでいた。のぶ(今田美桜)はそのおじさんの絵が好きだと言って嵩を励ます。

 そんな中、嵩がカフェで女性と打ち合わせをしているところへ、メイコ(原菜乃華)がやってくる。しかし、会ったことをのぶには内緒にするよう口止めする。

 それから1か月後のぶの誕生日。お祝いに来ていたメイコは、健太郎(高橋文哉)と夫婦仲がうまくいっていないことを打ち明け、のぶに嵩から口止めされていた話をしてしまう。そこに嵩が帰ってくると、自費出版で作った漫画詩集をのぶにプレゼントするのだった。カフェで会っていた女性は、詩集の編集者であることがわかり、メイコは早とちりしていたと反省する。

 数日後。嵩の詩集を読んだ八木(妻夫木聡)は、嵩にもっと詩を書くことを勧める。

 第106話は、のぶの幸せと、メイコの不安な気持ちの対比が描かれた。ここでXに寄せられた視聴者による感想を見ていこう。

「メイコちゃん思っていること伝えないとね。でも帰ってこないのか~」「メイコがテレビマンの妻として不安になる気持ちは大いにわかる。」「八木さん、褒めるねぇ。マンガ描けとか詩を書けとか忙しい。」「自費出版の詩集がプレゼントとはカッコいい!」

「愛するカタチ」と題した第22週は、さまざまな“愛”に焦点が当たる。メイコは健太郎への不安を払拭することはできるのか。今後の展開に期待したい。

(文・野原まりこ)

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