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映画評論家・柳下毅一郎が贈る、日本映画レビュー本『皆殺し映画通信 死んでもらいます』4月24日発売

text by 編集部

映画評論家・柳下毅一郎の『皆殺し映画通信』、記念すべきシリーズ10作品目『皆殺し映画通信 死んでもらいます』が4月24日より発売開始。映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する『皆殺し映画通信』が次々とぶった斬る、タブーなき日本映画レビュー35本をお届け。

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あなたの知らない映画の世界
現代日本映画のこれまでとこれから

『皆殺し映画通信 死んでもらいます』4月24日発売

世界中を震撼させた新型コロナウイルス禍から日常を取り戻しつつある2022年だったが、ロシアによるウクライナ侵攻、安倍晋三元首相銃撃事件、世界的なインフレ状況など、まさに激動の年となった。

そんななか、『ONE PIECE FILM RED』『すずめの戸締り』『劇場版 呪術廻戦0』と史上初の3本もの邦画作品が興行収入100億円突破を成し遂げ、『シン・ウルトラマン』『キングダム2 遥かなる大地へ』と大型エンタメ作品がいずれも大ヒットを記録。閉塞感が漂う日本社会の空気とは裏腹に、日本映画界では明るいニュースが続いた一年だったと言える。

が、それはそれとして、我らが愛する皆殺し案件たちは、相変わらずその需要に対する供給過多の状況を脱することもなく「皆殺しスパイラル」が慢性化。地方映画、2・5 次元映画、幸福映画……「誰がこんな映画作ったんだよ!」と叫びたくなる奇奇怪怪な映画たちによる世紀の祭典、皆殺しワールドカップに閉会の日が訪れる気配はまったくない。

そんな魑魅魍魎な映画たちを、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する「皆殺し映画通信」が次から次へとぶった斬る!記念すべきシリーズ10作目となる本作では、怒濤の日本映画レビュー35本を紹介!!

イラストライター・三留まゆみをゲストに迎えた「皆殺し映画放談」では、2022年公開作品を語りつくし、「2022年ベスト10映画」を発表。またシリーズ10周年記念として『泣いて笑って豚ほるもん』藤橋誠監督との「まち映画放談」、さらに「皆殺し映画10 年間のベスト10+1」を特別掲載。さらに!さらに!永久保存版特別附録「皆殺し映画通信」総索引(50ページ!)まで付いて、映画ファン必携の超お得な1冊!

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