ジェームズ・ガン監督、「MCUとDCU、両方を愛していれば世界は終わらない」とコメント。「浮気行為」という声に反論
ジェームズ・ガン監督は、この1年間MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とDCU(DCユニバース)のそれぞれに力を注いできた。しかし一部のファンの間で、そのような行為は「浮気行為」であると反発の声が上がっているようだ。早速現地のメディアを参考に何が起こっているのかを確かめていく。
ジェームズ・ガン監督のMCUの映画宣伝は浮気行為? 監督が反論
先日、脚本家兼映画監督であるジェームズ・ガンは、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー : VOLUME 3』のプレスツアーを行った。米Movie Webが報じるところによると、彼がDCスタジオのCEOというポストを任されながら、自作とはいえ、MCU作品の宣伝をするのは「浮気行為」であると主張するファンが少なからずいるようだ。
その件に関して米Yahoo!の取材に応じたジェームズ・ガン監督は「これは”奇妙 “な行為ではない。皆さんから私の行為がどう映るか、理解することはできますが、私は一度に2つの仕事をし、忙しいだけです。でも、変じゃないのです」
「多くの人にはMCUとDCUが憎み合っているとか、正反対の存在であるとか、そういう変な思い込みがあるようです。でも、それは真実ではありません。私たちの仕事は同じです。映画館に足を運んでもらい、映画を観てもらいたい。それが重要なのです」
「そのために私たちは協力し合っているのだと思います。マーベル映画が良くなればなるほど、DC映画にとっても良いことなのです」
「勝者は一人ではありません。誰があなたの映画を観に行き、誰がそれを楽しむかが重要だからです」
などと語り、コミック界のコインの裏と表とも言えるMCUと、DCUの二足の草鞋を全くという行為を特に不思議と考えておらず、2つのフランチャイズの間に「憎しみ」が発生するという考え自体がおかしいと述べているようだ。
また、ジェームズ・ガン監督は、共に仕事ができ、自分の望むような演技をしてくれる俳優を集めることでも有名だ。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー : VOLUME 3』では、DCのプロジェクトから俳優チャック・イウジを起用し、自身の弟である俳優ショーン・ガンや、妻であり女優のジェニファー・ホランドを多くのプロジェクトに参加させている。
またジェームズ・ガン監督の要請さえあれば、新しい役柄で彼の新プロジェクトに参加することを望んでいる俳優陣が大勢いる。
俳優クリス・プラット、デイヴ・バウティスタ、ポム・クレメンティフは、新しいプロジェクトで再び一緒に仕事をしたいという想いを既に語っており、ジェームズ・ガン監督自身も、彼らとすぐにでも一緒に仕事がしたいと述べている。
最近DCUプロジェクトでキャストが発表されたDCUアニメ『クリーチャー・コマンドーズ』シリーズには、既に俳優デヴィッド・ハーバー、フランク・グリロ、ショーン・ガンなど、MCUプロジェクトに出演しているスターが多数参加している。
2025年7月11日に全米公開予定の映画『スーパーマン:レガシー』などの新しいプロジェクトでは、一体誰がキャスティングされるのだろうか。近日中の発表を期待したい。
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