「エロで過激で面白い!」 21世紀最高のR指定コメディ映画(7)。最強の男がポンコツ!? 快演光る化学反応の逸品
text by 編集部
コメディ映画は、大人から子供まで幅広い年齢層が楽しめる点が魅力だ。しかしながら近年、大人が楽しむR指定コメディ作品の人気が高まっている。今回は米メディア『collider』を参考に、そんな大人のための「R指定コメディー映画」の中から、今世紀に入って作られた傑作を10本厳選してご紹介。下ネタ好き必見のラインナップをお届けする。
巨大な陰謀に男女スパイコンビが立ち向かう
『SPY/スパイ』(2015)
製作国:アメリカ合衆国
監督:ポール・フェイグ
脚本:ポール・フェイグ
キャスト:メリッサ・マッカーシー、ジェイソン・ステイサム、ローズ・バーン、ミランダ・ハート
【作品内容】
教師からCIAに転職した、ぽっちゃりした女性スーザン・クーパー(メリッサ・マッカーシー)は内気な分析官。彼女はひょんなことから、CIAのデータベースを暴露した冷徹な武器商人を追うエージェントとなるのだが…。
【注目ポイント】
映画『ゴーストバスターズ』(2016)や、『デンジャラス・バディ』(2013)など、監督ポール・フェイグは、常に女優メリッサ・マッカーシーの魅力的な能力を引き出すことに長けており、映画『SPY/スパイ』はその最たる例だ。
本作では、人気俳優ジェイソン・ステイサムが脇役として登場する。贅沢すぎる配役だ。彼が演じるのは、いつもの頼れる男ではなく、マヌケなエージェントである。
ステイサムは、主人公である女性分析官・クーパーの周囲を引っ掻き回しては、彼女に度々助けられる。なんとも笑えるキャラクターを快演している。
いつもとは違うジェイソン・ステイサムに、頼れるメリッサ・マッカーシーという2人の化学反応が堪能できる逸品だ。
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