「大画面で鑑賞するために作った」トム・クルーズが明かす、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』の撮影秘話とは?
タイトルの「デッドレコニング」とは「推測航法」という意味。進んだ経路や距離から、過去や現在の位置を推定する航法のことを意味している。つまり本作は、主人公イーサンのこれまでの冒険の“集大成”となることが予想できるのだ。現地メディア米colliderは、イーサン・ハント役を演じるトム・クルーズにインタビューを敢行。その内容をご紹介する。
「全てのアクションは本物で、壮大な冒険」
MIPの新作はトム・クルーズの魅力が凝縮された珠玉の一作に
過去6作品ある『ミッション:インポッシブル』シリーズ。どうやら今回の最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』では、MIPシリーズを見たことがない方でも、大いに楽しめる、シリーズの入門編的な側面を持った作品となっているようだ。
1996年に第1作目が公開されて以来、主人公イーサン・ハントと、その仲間達は、世界を爆破する恐れのある国際的テロリストなどといった、権力に飲まれた危険な大人達との戦いに挑んできた。今回、イタリア・ローマで行われた映画プレミアにて、米Colliderの編集者であるスティーブン・ワイントローブは、なんと俳優トム・クルーズへのインタビューに成功した。
トム・クルーズは「この作品から見始めても、全てが本物ということがわかる。全てのアクションは本物で、壮大な冒険なんだ。僕の“映画”というものの好きな部分が全てこの作品に詰まっている」と語り、
さらに続けて「潜水艦あり、砂漠あり、ローマにアブダビ、ノルウェーの美しさあり、列車でのアクションありで、本作は夢中になれるストーリーなんだ。もしこの作品を見れば、僕が“映画”というものをどう定義しているかわかるはずだ。何故なら出演しているキャスト陣の素晴らしさもあり、非常に夢中になるストーリーだから」と語ったようだ。
また、観客を映画館に呼び込むことに積極的な意見を述べており、できる限り大きなスクリーンで本作を見てほしいと主張してもいる。彼は「この映画は、様々なフォーマットのために撮影された。IMAXに、ドルビービジョン、3画面のScreenXでも視聴できるように取り組んでいる」
「映画館で見る人が、どんな体験がしたいかによっても視聴方法が変わってくる。 しかしこの映画は、大画面での鑑賞体験のために製作されたんだ。僕たちは、その大規模でド迫力な体験を皆んなに提供するため、あらゆる道具を使っている」と語ったようだ。