なぜ15年間もかかった?映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 』ハリソン・フォードが語る、製作の裏側とは?
映画『インディ・ジョーンズ』シリーズの最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が遂に6月30日(金)に劇場公開を迎えた。前作公開より15年間という長い月日を経て公開を迎えた本作。一体何故そこまで時間が空いたのか。俳優ハリソン・フォード本人がこの件について言及したようなので、早速現地メディアを参考に詳細を確認する。
ハリソン・フォードが明かす『インディ・ジョーンズ』シリーズ完結までの道のりとは?
6月30日(金)に遂に劇場公開を迎えた、アドベンチャー映画の金字塔『インディ・ジョーンズ』シリーズの最新作であり、第5作目『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』。
主演はハリソン・フォード、製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ、監督はジェームズ・マンゴールド。本作はインディアナ・ジョーンズの歴史ある大冒険の最後の作品となることで話題となっている。
本作の前に公開された4作目である映画『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』が公開されたのは2008年。
英Independentによると、俳優ハリソン・フォードは、「インディ・ジョーンズ」の前作と今回の最新作の間に、15年もの月日を要した理由について言及。新作公開直前に受けた、英Digital Spyの取材に応じて、次のように語った。
「10年以上もの間、アイデアを待つことになるなんて思ってなかった。4作品目の制作が終了後、しばらくは誰も続編を撮ろうと思っていなかったと思う。いくつかのアイデアが浮かんだが、長い時間が経った後も、そのアイデアを上手くまとめることができなかった。でもとうとう、強烈なストーリーと脚本のアイデアを見つけたんだ」
ハリソン・フォードは、映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のストーリーに「とても満足している」と付け加え「インディ・ジョーンズの時代の終わりが近付いている。彼のその年齢という現実が、この冒険に影響を及ぼし始めるような、最後の物語を見たかった」と彼は語った。
撮影現場での最後の瞬間について、彼は「私が味わった感覚は、何かを制作した時に味わう感覚であり、後でそれを眺めてみたり、制作したことを思い出したりすることができる」
「ジェームズ・マンゴールド監督と私、そして関係者全員が力を合わせて行ったこの特別な仕事が、私にとって、本当に満足のいく形で締めくくられたことに、安らぎと満足感を覚えた。他の人達が、私と同じような満足感を味わってくれることが私の願いでもある」とも話したようだ。
『インディ・ジョーンズ』シリーズの最新作である映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、現在、全国の劇場で絶賛公開中だ。
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