『アバター』に迫る売れ行き…!? マーゴット・ロビー主演映画『バービー』、前売り券が爆売れ中。公開前で既に大成功確定か
日本公開が8月11日(金)に迫る映画『バービー』。本作の前売り券の売れ行きは凄まじく、2023年の記録を更新。ジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』オープニング記録を追い抜く勢いを持っているようだ。早速現地メディアを参考に、その詳細を確認していく。
公開前から期待値高め
アバターを超えられるか!?
本作の監督を務めたのはグレタ・ガーウィグ。脚本はグレタ・ガーウィグと、ノア・バームバックの共同執筆だ。その内容は、バービー(マーゴット・ロビー)が、ケン(ライアン・ゴズリング)と共に、一見完璧に見える楽園「バービー・ランド」から現実世界へと、自分探しの旅に出るというものだ。
BoxOffice Companyの報告によると、映画『バービー』の公開に先駆けて行われたチケットの前売りは、大ヒットを記録した映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』や『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』などを含む、2023年公開の映画作品の中で、最高記録を叩き出したとのことだ。これは、現在全世界で歴代3位の興行収入を記録している映画『アバター:ザ・ウェイ・オブ・ウォーター』の2022年公開以来の最高の結果となった。
カナダニュースサイトScreen Rantによると、前売り券の売れ行きに加え、公開前の評判も非常に高く、映画評論サイトのロッテン・トマトのスコアは現在90%にも昇ぼり。オープニング週末の米国内興行収入は1億1000万ドル(日本円で約152億)に達すると予想されているようだ。つまり本作は、公開前に既に大成功を収めようとしている期待作なのだ。
もし映画『バービー』が、1億1,000万ドルの興行収入を達成すれば、映画『リトル・マーメイド』や、映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を追い越し、オープニング週末に1億3,410万ドル(日本円で約186億円)を稼いだ、映画『アバター:ザ・ウェイ・オブ・ウォーター』の記録に迫る作品となる。
しかし映画『アバター』は、3Dでの視聴やIMAX上映を楽しめるといった魅力があり、それが歴代最高記録を達成した要因と言える。そのため、映画『バービー』がその記録を超えることは少々考えにくいところではある。それでもどこまで興行収入を伸ばすことができるのか、期待してやまない。映画『バービー』は、8月11日(金)に公開される。
【関連記事】
映画『ラ・ラ・ランド』伝説のラストを徹底分析! 珠玉の使用楽曲を詳しく解説<あらすじ 考察 評価 レビュー>
あまりに素晴らしい…快楽に満ちた映像体験の秘密を解説。映画「グランド・ブダペスト・ホテル」<あらすじ 考察 レビュー>
「上映許可を出さない」映画『バービー』がベトナムでまさかの上映禁止に。その理由とは? マーゴット・ロビーのコメントも紹介