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『ジョーカー』を超える大ヒット! 映画『バービー』世界中で大旋風を巻き起こす。女性監督でNO.1の快挙を達成

text by 編集部

7月21日に遂に全米で公開された期待作『バービー』が、2週連続で週末興行収入No.1に輝いた。公開から5日間で2億ドル(約280億円)を突破し、さらに成績を伸ばすことが期待されている。今回は、既に米国で公開中の映画『バービー』の人気を、現地メディア米colliderに基づいてご紹介する。

オープニング興行収入が女性監督でNO.1の快挙

映画『バービー』
映画バービーGetty Images

グレタ・ガーウィグ監督が製作を務めた映画『バービー』。2週連続で興行収入No.1に輝き、女性監督作品のオープニング興収記録を塗り替えるという快挙を達成した。また、ワーナー・ブラザース映画の2週目の週末成績としては、ホアキン・フェニックス主演の人気サイコスリラー映画である『ジョーカー』を上回った。

現在、映画『バービー』の世界興収は、7億7450万ドル(日本円で約1059億円)にも昇り、なおも国際的に波紋を広げ続け、57もの市場において堂々の1位を獲得。現在は、世界累計興収12億7876万6975ドル(約1799億円)を記録した今年の話題映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の記録に挑んでいる。

本作は、台湾(40%増)、ドイツ(32%増)、香港(18%増)、シンガポール(11%増)といった多くの国々で驚異的なヒットを記録し、中国やオーストラリア(ともに11%減)のように、若干売り上げが減少した市場でも、その人気は揺るがないものとなっている。

さらに米国では、7月21日に同日公開されたクリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー』と『バービー』、2つを総称する造語「バーベンハイマー」という言葉がバズリ、この2つの作品の人気に、さらに多くの人々を巻き込む結果となっている。

映画『バービー』と、映画『オッペンハイマー』を合わせた世界興行収入は、2週間足らずで10億ドル(日本円で約1411億)を超え、ここ数年コロナウィルスの影響により、苦戦を強いられていた映画スタジオに、大きな収入を与えている。

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