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笑えて、泣ける…最高の猫映画は? 猫の可愛さ爆発の映画(1)。伝説の猫画家、愛する妻と愛する猫の物語

text by 編集部

近年、猫と暮らす人が大幅に増えてきた。それに伴い、猫をモチーフとしたグッズや本などが増え、様々なジャンルで親しまれている。映画も例外ではない。猫はただ癒しを与えてくれるだけではなく、人によっては人生を救うものであったり、希望になる存在でもある。今回はそんな猫にフィーチャーした内容の映画を5本紹介する。

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伝説の猫画家・ルイスと妻のエミリーを愛猫を介して描いた物語

『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』(2021)


出典:Amazon

原題:The Electrical Life of Louis Wain
監督:ウィル・シャープ
脚本:サイモン・スティーヴンソン、ウィル・シャープ
出演者:ベネディクト・カンバーバッチ、クレア・フォイ

【作品内容】

19世紀末のイギリス。イギリスの上流階級に生まれたルイス・ウェインは、父を早くに亡くし、一家を支えるためイラストレーターとして働く。

やがて妹の家庭教師エミリーと恋に落ちた彼は、身分違いと猛反対する周囲の声を押し切って結婚するが、まもなくエミリーは、末期ガンを宣告されてしまう。

そんな中、ルイスは庭に迷い込んできた子猫にピーターと名づけ、エミリーのために彼の絵を描き始める。

【注目ポイント】

俳優のベネディクト・カンバーバッチ
俳優のベネディクトカンバーバッチGetty Images

本作は、猫をコミカルかつ生き生きと描き人気を博したイギリスの画家ルイス・ウェインの人生を描いた作品。主人公ウェインを演じるのは「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」でアカデミー賞にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチ。妻エミリー役は「ザ・クラウン」のクレア・フォイが演じる。

本作の注目は、カンバーバッチの演技だろう。子供の頃から自らの外見にコンプレックスを持っていたルイス。カンバーバッチは、そんな彼を、表情やセリフで巧みに表現する。特に、愛妻と愛猫を失った悲哀の演技は必見である。

不器用ながらイノセントな愛を貫くルイスと、それに応えるエミリー。そんな 2人の姿を猫を介して描いた愛の物語である。

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