恋愛映画の超名作…実はバッドエンド? 映画『ローマの休日』考察。オードリー・ヘプバーン演じるアンはどこの王女? 徹底解説
text by 編集部
映画「ローマの休日」【Getty Images】
ローマの休日
3.5
- 原題:
- Roman Holiday
- 製作年:
- 1953年(アメリカ)
- 監督:
- ウィリアム・ワイラー
- 脚本:
- ダルトン・トランボ, イアン・マクレラン・ハンター, ジョン・ダイトン
- 撮影:
- アンリ・アルカン, フランツ・F・プラナー
- 音楽:
- ジョルジュ・オーリック
- 配給:
- パラマウント映画
- 上映時間:
- 118分
- 出演:
- オードリー・ヘップバーン, グレゴリー・ペック, エディ・アルバート
●アカデミー賞
主演女優賞(オードリー・ヘプバーン)
衣裳デザイン賞 (白黒部門)
原案賞
●ゴールデングローブ賞
主演女優賞(オードリー・ヘプバーン)
●英国アカデミー賞 -
主演女優賞(オードリー・ヘプバーン)
●ニューヨーク批評家協会賞
主演女優賞(オードリー・ヘプバーン)
●ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 - トップ10フィルム
●全米脚本家組合賞 -
脚本賞(コメディ部門)
- 演出:
- 14点
- 脚本:
- 17点
- 配役:
- 18点
- 映像:
- 13点
- 音響:
- 13点
映画『ローマの休日』を、あらすじ(ネタバレ)、演出、脚本、配役、映像、音楽の項目で解説。グレゴリー・ペック、オードリー・ヘプバーン共演。60年経った今でも色褪せない、究極のラブストーリーである所以と、女優オードリー・ヘップバーンの魅力に迫る。<あらすじ キャスト 考察 解説 評価 レビュー〉
『ローマの休日』ネタバレなし【あらすじ】
ヨーロッパにある国の王位継承者であるアン王女(オードリー・ヘプバーン)は、ヨーロッパ各国の親善訪問で大忙し。過密なスケジュールに押しつぶされ、ついには滞在中のローマで、癇癪を起こしてしまう。
アンは主治医に睡眠薬を投与されるが、警備のスキをついてこっそりと大使館を抜け出し、夜のローマの街に出る。しかし街を散策しているうちに薬が効き始め、外のベンチで眠りこけてしまった。
そこへアメリカ人の新聞記者・ジョー(グレゴリー・ペック)が通りがかり、大丈夫かと尋ねるが、眠ったままのアンを見かねて、一国の王女とは知らずに自分のアパートに運び込むのだが…。