SixTONES 登場に鳥肌…最高の音楽映画『YOSHIKI:UNDER THE SKY』徹底考察。忖度なしガチレビュー
text by 野原まりこ
X JAPANのYOSHIKIが自ら監督を務めた映画『YOSHIKI:UNDER THE SKY』。総勢10組の世界的アーティストを迎え、本作でしか見られない圧巻のパフォーマンスを披露する音楽ドキュメンタリー映画だ。 YOSHIKIが創造する、本作の魅力に迫る!(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
総勢10組もの世界的アーティストが参加する
類を見ない音楽×映画の一大プロジェクト
日本が誇るビジュアル系ロックバンド・X JAPANのドラムとして、日本のみならず、世界中のファンに勇気を与えるYOSHIKI。
X JAPANの活動休止中の今も尚、ロサンゼルスを拠点に、米ゴールデングローブ賞やハリウッド映画のテーマソングを作曲し、精力的に音楽活動を行う。
またYOSHIKIは、世界3大音楽聖地の米マディソンスクエアガーデン、米カーネギーホール、英ウェンブリーアリーナでの公演を成功させた唯一のアジア人でもある。
そんな彼が監督を務める、全世界を巻き込んだ音楽×映画の一大プロジェクトが、映画『YOSHIKI:UNDER THE SKY』だ。
本作は、世界各国で起こったパンデミックにより、アーティストもファンも大打撃を受けた中、「どんな困難も乗り越えていけるというメッセージを全世界に届けよう」というYOSHIKIの呼びかけにより始まった。
そんな彼の意思に世界中のアーティストが賛同し、音楽のジャンルにとらわれない、異色の音楽ドキュメンタリー映画が誕生した。
日本からは、HYDE、SUGIZO、SixTONES、アメリカからは、ザ・チェインスモーカーズ、セイント・ヴィンセント、ニコール・シャージンガー、リンジー・スターリングが参加。
他にも、中国のジェーン・チャン、ドイツのスコーピオンズ、イギリスのサラ・ブライトマンなど、バンドやバイオリニストなど、世界を代表するアーティストたちが集まった。
世界の第一線で活躍し、音楽に情熱を注ぎ込むYOSHIKIだからこそできた本作。
次の章では、アーティストが披露する楽曲と、本作の見どころを紹介しよう。