第3弾製作の可能性は? ジェイソン・ステイサム主演映画『MEG ザ・モンスターズ2』世界興収3億8,490万ドルの好成績
俳優ジェイソン・ステイサム主演の映画『MEG ザ・モンスターズ2』。巨大ザメと、人間との闘いを描いた、海洋パニックアクションシリーズの第2弾である本作は、現在、世界興行収入で好成績を記録。確かな需要とファンを獲得する本作は、第3弾の製作も噂されているようだ。今回はその詳細内容を米Colliderを参考に解説していく。
世界興収3億8,490万ドルの大ヒット!
サメ映画の需要とファンを確立
米国では8月4日に公開され、日本では8月25日に公開を迎えた、映画『MEG ザ・モンスターズ2』は、現在77の海外市場から新たに360 万ドル(約5億円)の興収を上げ、国際興収を3億420万ドル(約445億円)に伸ばし、世界興収は3億8,490万ドル(約564億円)に達した。
前回同様、本作の主人公は、タフな潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)。潜水レスキューのプロであるジョナスは、危険をものともしないジウミン・ジャン(ウー・ジン)と共に海洋調査チームを組み、地球上で最も深いと言われ、太陽の光も届かない暗闇が広がるマリアナ海溝で、謎の生命反応を探知する。
前作では巨大なサメ、メガロドンと出会ったものの、今回は想像を遥かに超える存在が彼らを待っていた…。
映画『MEG ザ・モンスターズ2』は、アメリカ・中国合作によるSF・アクション・スリラー映画作品となっており、ディーン・ジョーガリス、ジョン・ホーバー、エリック・ホーバーの脚本をベン・ウィートリーが監督。
本作のシナリオは、スティーブ・アルテンの小説『The Trench(原作)』(1999)を映画化したものである。
キャストには、俳優ジェイソン・ステイサムに加え、メイイン・ジャン役のソフィア・ツァイ、ジェームズ・“マック”・マックライズ役のクリフ・カーティス、DJ役のペイジ・ケネディなど、前作でもお馴染みのメンバーが顔を揃えている。
加えて、映画『流転の地球』(2019)や、映画『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』(2017)などで知られる中国のスター俳優ウー・ジンや、映画『バイオハザードIV アフターライフ』(2010)の俳優セルヒオ・ペリス=メンチェータも出演。
本作の興行収入が4億ドル(約591億円)の壁を突破するのは困難とされているが、元々の製作費が1億2,900万ドル(約189億円)だったことを考えると、ワーナー・ブラザースはそれなりの利益を出しており、次の作品を考えているだろう。
そして、ジョナス・テイラーと仲間たちに需要があることは本作が十分に証明した。
とすれば、既に十分な資金と需要を獲得している以上、続編『MEG ザ・モンスターズ3』を希望する声が多数上がれば、実現する可能性は十分にある。
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