最強に怪しいのは誰? 最終回は”こうなる”? VIVANT考察。10話の展開予想&未回収の謎と伏線を徹底解説
text by 寺島武志
TBS系日曜劇場『VIVANT』が来る17日に最終回を迎える。これまでの数々の伏線が本当にすべて回収されるのか、多くの視聴者が疑問を抱く中、番組プロデューサー・飯田和孝氏は「絶対に裏切らない最終回」とコメントを残した。今回は最終回に向け、9話時点での未回収の謎や筆者による最終回予想をお届けする。(文・寺島武志)
ついにクライマックス!
乃木の大冒険はどのように終結するのか
TBS系日曜劇場『VIVANT』の第9話の世帯平均視聴率が14.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。裏番組でラグビーワールドカップの日本の初戦・チリ戦がNHKで生中継されていたことを考えれば、第8話と同じ番組最高タイの数字だったことは快挙といえる。
さらに、第9話の直前に放送された「日曜劇場『VIVANT』祭り!第1部 緊急生放送150分スペシャル」も視聴率11.9%を記録。本作の視聴者は、実に3時間半もテレビにクギ付けだったことが分かる。
このように好評を博す『VIVANT』も、17日に放送される第10話でついに最終回を迎える。
最終回は79分に拡大され、サブタイトルとして「あの日見た、夢の終わりに…」と意味深な言葉が添えられており、さらに番組説明には「愛を探す冒険がついに完結!40年の時を超えた大逆転劇!そして親愛なる父との別れ…」とある。
これらの文言は一体、何を意味するのだろうか。
それでは、9話の内容を中心に、これまでの出来事や残された謎を考察しつつ、物語の結末を予想してみよう。