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イタリア映画の最高峰…ラストシーンの意味とは? 映画『道』徹底考察。とにかく泣ける…珠玉の名言と音楽も深掘り解説

text by 編集部
『道』

【Getty Images】

『道』

4

ヴェネツィア国際映画祭 - 銀獅子賞
ナストロ・ダルジェント賞 - 最優秀作品監督賞、最優秀プロデューサー賞
ニューヨーク映画批評家協会賞 - 外国語映画賞
ボディル賞 - 非アメリカ映画賞
アカデミー賞 - 外国語映画賞、脚本賞
キネマ旬報 - 外国映画監督賞
ブルーリボン賞 - 外国作品賞

演出:
15点
脚本:
17点
配役:
18点
映像:
13点
音響:
18点

映画『道』を、あらすじ(ネタバレ)、演出、脚本、配役、映像、音楽の項目で解説。アンソニー・クイン、ジュリエッタ・マシーナ共演。自他共に認める、フェデリコ・フェリーニ監督の最高傑作。第29回アカデミー賞・外国語映画賞を受賞した本作の魅力を多角的な視点から明らかにする。 <あらすじ キャスト 考察 解説 評価 レビュー〉

『道』【ネタバレなし】あらすじ

映画『道』のワンシーン
映画道のワンシーンGetty Images

ジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)は、知能は低いが素直な心の持ち主。ある日、ザンパノ(アンソニー・クイン)という大道芸人のアシスタントを務めていた妹の訃報を受ける。

ジェルソミーナの家は貧しかったため、わずかなお金でザンパノに買われてしまい、彼と共にオート三輪で旅に出ることになる。

ザンパノは体に巻いた鎖を自分の胸筋だけで引きちぎる芸で生計を立てており、ジェルソミーナにも太鼓や客の呼び込みなどの芸を仕込んだ。

だが、ザンパノは時に暴力を振るう野蛮な男であった。

嫌気がさしたジェルソミーナは、あてもなくザンパノの元を飛び出すが、たどり着いた街で明るい綱渡り芸人のイル・マットと出会う。

そこでジェルソミーナに追いついたザンパノに連れ戻されるが、のちにジェルソミーナとザンパノは、イル・マットのいるサーカス団で働かせてもらえることになるのだった…。

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