ホーム » 投稿 » 海外映画 » レビュー » モデルとなった実話は? なぜスロバキア政府が猛抗議? 映画『ホステル』考察。モデルはタイ? 怖い日本人客とグロ描写も解説

モデルとなった実話は? なぜスロバキア政府が猛抗議? 映画『ホステル』考察。モデルはタイ? 怖い日本人客とグロ描写も解説

text by 編集部

演出:
14点
脚本:
12点
配役:
10点
映像:
13点
音響:
12点

映画『ホステル』を、あらすじ、演出、脚本、配役、映像、音楽の項目で解説。監督はタランティーノの衣鉢を継ぐ俊英イーライ・ロス。舞台となったスロバキア政府から抗議を受けた曰くつきのホラー。グロくて怖い細部の描写を深掘り。衝撃の結末とは? 多角的な視点で明らかにする。〈あらすじ キャスト 考察 解説 評価 レビュー〉

映画『ホステル』あらすじ

ジェイ・ヘルナンデス
主演俳優のジェイヘルナンデスGetty Images

アメリカ人大学生のパクストン(ジェイ・ヘルナンデス)とジョッシュ(デレク・リチャードソン)は、ヨーロッパ旅行を楽しんでいる。オランダの首都・アムステルダムを訪れた2人は、アイルランド人男性のオリー(エイゾール・グジョンソン)と意気投合し、行動を共にする。

その日の夜も3人は遅くまで飲酒し、千鳥足でホテルに帰ってきた。しかし、入り口の扉には鍵がかかっている。門限を超えると入館できないような仕様となっているのだ。3人がホテルの前で途方に暮れていると、宿泊客である親切な青年・アレックス(ルドミール・ブコヴィ)に声をかけられた。

アレックスの部屋に入れてもらった3人は、旅の目的を訊かれ「女目的だ」と答える。さらに、アレックスから「いい女を紹介するからスロバキアのホステルに行けばいい」と勧められる。かくして3人は、アレックスに誘われがままに、スロバキア行きの列車に乗り込むのだった。

3人が目的地に到着すると、そこは広大な敷地を持つ高級ホステルであった。受付の女性に個室を希望すると、「このホステルは”全部屋相席”である」と告げられる。3人が文句を言いながら部屋の扉を開けると、そこには若い女性2人の姿が。

金髪のナターリア(バルバラ・ネデルヤーコヴァ)と黒髪のスヴェトラーニャ(ヤナ・カデラフコヴァ)は、遠慮することなく水着に着替え、備え付けの浴場施設に向かう。すっかり気を取り直した3人は、彼女たちのお尻を追いかけていくのだが…。

amazonprime

1 2 3 4 5 6 7
error: Content is protected !!