ハッピーエンドはみせかけ? 廻と翔の関係に進展も…ドラマ『時をかけるな、恋人たち』第3話考察&感想レビュー。あらすじ解説
text by 野原まりこ
カンテレ・フジテレビ系にて放送中のドラマ『時をかけるな、恋人たち』。第3話では、未来からやってきた役所勤めの女性が、現代のホストに恋をする…!? さらに、時空をかける強盗カップル・マギー&キケロが現れて…。廻と翔にも新たな展開にも注目。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】
「人を好きになるのは理屈じゃない」
時間に翻弄される恋人たちの行方は…
前回の終了間際、会社の受付嬢と婚約した後輩の広瀬(西垣匠)から呼び出された廻(吉岡里帆)。「まさかこの後に及んで告白じゃないだろうな!?」と気になる視聴者が多数だったのではないだろうか。
そのまさか、廻は広瀬に「結婚をやめようと思ってる」と切り出され、告白されそうになるが、すんでのところで制止する。
翌日、廻は仕事の打ち合わせで初恋相手の同級生・諸星(ニシダ・ラランド)と再会。廻は幼い頃とは随分印象が違う諸星に戸惑うが、諸星に食事に誘われて、突然のモテ期に驚きを隠せない。
しかし、かつて廻と恋人関係だったという翔(永山瑛太)のアピールも日に日に増していた。
一方、またもや発見された違法タイムトラベラー。23世紀で役所勤めをする水無瀬チサ(清水くるみ)は、何度も違法に令和へやってきては、夜の繁華街に通っていた。
廻と翔はカップルのふりをして尾行すると、チサがホストの永遠(吉村界人)の元へ通っていることがわかる。
チサをパトロール基地に連行すると、「彼も運命を感じてくれてると思います!」と永遠と相思相愛であることをアピール。
だが相手がホストであるということから、タイムパトロール隊員たちは、チサは騙されていると諭し、強制送還しようとするが、アフターの約束があると拒み、突然ナイフを振り回して反撃!
しかし、永遠もチサを探していることがわかる…。