「#Lovesong イイね押しまくりたい」元AKB48増田有華主演映画『Love song』公開記念舞台挨拶レポ公開!
元AKB48増田有華主演のハードボイルド恋愛映画『Love song』の公開を記念した舞台挨拶が、10月21日(土)池袋シネマ・ロサにて行われた。キャストの増田有華、木口健太、青木一馬、平山 大、牧野裕夢が登壇。増田有華の歌唱シーン秘話や、本田博太郎から受けたアドバイスなど、貴重な裏話を語ったようだ。
主人公・花は「私の10代の時と全く同じ」
映画『Love song』公開記念舞台挨拶レポ
横浜を舞台にした、ハードボイルドかつエモーショナルな恋愛映画『Love song』。
本作の公開記念舞台挨拶が10月21日(土)池袋シネマ・ロサにて行われ、主演の増田有華をはじめ、木口健太、青木一馬、平山 大、牧野裕夢が登壇した。
冒頭で主人公・花を演じた感想を求められた増田は「勝ち気で気が強く見られがちな感じは私の10代の時と全く同じだな。人の制止を振りはらって出ていくみたいなことは私もよくあったので」と役作りについてはさほど苦労しなかったと振り返った。
撮影前に本読みがあり監督から何か言われるかなと思いきや「いいじゃないですか!」と言われて無理なく演じられたと語った。
続いて歌唱シーンについてきかれた増田は「事前にレコーディングしてから現場に向かうと思っていたら撮影の現場で『はい、歌ってください』と言われて、エコーもない素の状態で歌ってくださいという状況だった。あまりに斬新だったがここで負けてたまるかと思ってそのまま歌わせてもらった」とラストの歌唱シーンはほぼ一発撮りであったことを明かした。
主人公・花の相手役である木口は、役について聞かれ「普段演じる役と結構違うハード系な役で時代的には松田優作さんの時代の映画とか元々好きな映画のジャンルだったので、その辺の映画をもう一回見返して温度感みたいなものを取り入れられたらと思ってやっていたのですごい楽しかった」と語った。
増田はこの映画の話が決まる前に木口の出演する映画『おんなのこきらい』(2014)を偶然観ていて素敵な俳優だと思い、ネットで名前を検索していたという。
その後、相手役が木口だと知り驚き、すぐに「『おんなのこきらい』観ました」と本人に伝えたという。
一方、増田の印象を聞かれた木口も増田が出演する『全裸監督2』を観ていて「すごくいい女優さんだな」という印象があり、相手役が増田だと知り嬉しかったと語った。
お互いの作品を観ていたからこそ共通の話題で会話できたことで現場もスムーズにいったと振り返る2人の仲の良さをうかがわせた。
さらに増田と幼なじみを演じた青木に増田の印象をきくと、ラブシーンの撮影でやり直しが続いた際に濡れ場を演じるのに慣れていない青木に対し増田が「大丈夫です。私に任せてください!」と言い、本当は増田は自分より年下なのに姉貴のように頼りがいがあったと述懐し会場を沸かせた。
今回キャストに名前を連ねる本田博太郎と藤吉久美子について印象を聞かれた増田は、2人とのエピソードを語った。
本田とは待ち時間に3時間ほど2人で話す時間があり、本田から「長年やっているけれど役者っていうのは人が出るよ。どんなに偽っていても人柄が出る。素敵な女性でいてくださいね」と励まされたという。
また藤吉久美子からは「主役はいいの、座っていなさい」と言われ、気を使わせない雰囲気を作ってもらったり、歌のシーンでは率先して拍手してくれたりとベテラン俳優2人と貴重な時間を持ったことを明かした。
最後に一言メッセージを求められた増田は「皆さんにこんなふうに集まっていただけるとも思わず、最後列まで席が埋まっていてすごく幸せな気持ちです。観終わった皆さんに感想を1人ずつ尋問していきたいくらい。SNSで#Lovesongとつけて呟いてくれたらイイねを押しまくりたい」と語って舞台挨拶を締めくくった。
映画『Love song』は10/26(木)まで
池袋シネマ・ロサにて上映!
映画『Love song』は10/26(木)まで池袋シネマ・ロサにて上映する。
10/28(土)からは大阪シアターセブンでの上映が決まっている。
【Story】
「バスターミナル、あそこで会おう、一緒に帰ろう」
シンガーの藤咲花を売り出そうと、花のマネージャー・猛はヤクザから覚せい剤をだまし取った。しかし所業はすぐにばれて、暴力団員の久住によって無残に殺害される。
猛からの最期の伝言で薬のありかを知らされた花は鞄に入った薬を持ち、猛を撃った久住に復讐を誓う。
そんな中、花は幼なじみの誠と偶然再会する。誠は昔、花と猛と3人で組んだバンドを脱退し、突然二人の元を離れていった過去があった。今は事業に失敗して借金取りに金をせびられるような毎日を送っている。
誠は猛がやくざから覚せい剤をだまし取ろうとして殺されたこと、花がヤクザから追われていることを知り、隠れ家のような狭い部屋に花をかくまう。
一方、薬を取り戻せない久住は手下の男たちと共に花を血眼で探していた。危険が迫る中、花と誠は離れていた時間を取り戻すように再び愛を奏で始める…。
増田有華 木口健太 山口大地 / 藤吉久美子 本田博太郎
青木一馬 平山 大 牧野裕夢 広瀬彰勇 大川夏凪汰 佐藤真澄 角 謙二郎
監督:児玉宜久 脚本:村川康敏 宍戸英紀
2023年/⽇本/85分/カラー/ステレオ/R-15作品 ©2023「ラブソング」製作委員会
【関連記事】
世界の見え方が変わる? 春画と映画の運命を重ねる…異色の性愛コメディ『春画先生』徹底考察。忖度なしガチレビュー
長澤まさみの魅力爆発…! 七変化っぷりが堪能できるおすすめ映画5選。観ずしてファンを名乗れない必見作だけをセレクト
官能的すぎる…。国民的女優の濡れ場が堪能できる日本映画5選【平成編】美しい裸体と気迫の演技に胸を打たれる作品をセレクト