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繊細な芝居でドラマを支える…松下洸平の演技の魅力とは? 木曜劇場『いちばんすきな花』第3話解説&感想レビュー

フジテレビ系で放送中の『いちばんすきな花』。第3話は、椿(松下洸平)を中心のエピソード。椿家にゆくえ(多部未華子)、夜々(今田美桜)、紅葉(神尾楓珠)が集まる中、椿の元婚約者の純恋(臼田あさ美)が訪れる…。今回は、そんな第3話のレビューをお届けする。(文・あまのさき)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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【著者プロフィール:あまのさき】

アパレル、広告代理店、エンタメ雑誌の編集などを経験。ドラマや邦画、旅行、スポーツが好き。

「部室」に集まる4人はついに「友だち」に

ドラマ『いちばんすきな花』Ⓒフジテレビ
ドラマいちばんすきな花Ⓒフジテレビ

「女友達とのランチが1番楽しいですよね」とお客さんを見送った後、バックヤードでゆくえ(多部未華子)が忘れていったボールペンを見つめる夜々(今田美桜)。ふと連絡を取りたい気持ちになったのに、彼女はゆくえの連絡先を知らなかった。

勤務先と思われる塾の名前が書かれたボールペンを頼りに尋ねてみる夜々。友だちだと名乗ることはできなくとも、「もごもごしていた」という表現だけでゆくえには訪ねてきたのが夜々だとわかる。ゆっくりと描かれていく関係性が心地いい。

2人は手間取りながらもやっと連絡先を交換する。

椿(松下洸平)の家には、紅葉(神尾楓珠)がやって来る。しかし、こちらも連絡先を知らないから事前の連絡ができず、椿は留守。玄関の前で廃棄されるコンビニのお総菜を食べる紅葉。口いっぱいに食べ物を詰め込んだ紅葉、いや、神尾楓珠のかわいらしいこと。

こちらも無事に連絡先を交換。交友関係だけは広い紅葉は、QRコードを出すのもお手の物だ。

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