「何なんだこれは…」ホラーのプロが厳選! ホンモノの最恐ホラー映画(1)日本で上映断念…そのヤバさとは?
text by 編集部
ホラー映画紹介Vtuver・ミミカ・モーフ氏に、「本当に怖い映画」を厳選してご紹介いただく本企画。今回は、ヒッチコックの名作から新鋭・アリ・アスター作品まで、個性豊かな作品が勢ぞろい。ホラーのプロフェッショナルが自信を持って紹介する本当に質の高いホラー映画とは?
『テイキング・オブ・デボラ・ローガン』(2014)
上映時間:90分
製作国:アメリカ
監督:アダム・ロビテル
脚本:アダム・ロビテル、ギャビン・ヘファーナン
キャスト: ジル・ラーソン、アン・ラムゼイ、ミシェル・アン、ブレット・ジェンタイル
【作品内容】
主人公は医大生のミア。ミアは、アルツハイマーに冒された老女・デボラとその娘・サラの生活を観察するため、仲間たちとともに田舎町を訪れる。初めは正常な振る舞いをみせるデボラだったが、ミアたちと過ごすうちに、病状は悪化。次第に異様な言動が目立ちはじめる。
刃物を振りかざし、自身の皮を剥ぐなど、アルツハイマーが原因とは思えない突飛な行動をとるデボラに対し、サラとミアたちは恐怖を募らせていく。『ユージュアル・サスペクツ』や『X―メン』の監督で知られるブライアン・シンガーが製作総指揮を務めた、アメリカ製ホラー。日本では劇場未公開。
ミミカ・モーフ 推薦コメント
フェイク・ドキュメンタリーの手法を用いた作品であり、認知症の老人を取材する中で奇怪な出来事を捉えてしまうホラー映画である。
この手の作品は、ホラー映画の中でもいくつか存在している。しかし、その中でもこの『テイキング・オブ・デボラ・ローガン』は、非常に不気味かつインパクトあるシーンがてんこ盛り。
ラストには「もはや心霊や悪魔系ホラー映画ではなく、クリーチャー・ホラーなのでは?」と思うほどの驚愕が待っている。どうしてそんな事になってしまうのか…。それは皆様の目でお確かめいただきたい。
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