『ゴジラ-1.0』 2週連続首位!興収21億円突破。『マーベルズ』『法廷遊戯』など新作もランクイン【週末興行ランキング】
11月13日、興行通信社より週末映画動員ランキング(11月10日~11月12日)が発表された。今回はランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。先週首位に輝いた、ゴジラ70周年記念作『ゴジラ-1.0』の行方は勿論、MCU最新作『マーベルズ』、ベストセラー小説の実写化『性欲』など新作の結果は?
『ゴジラ-1.0』が2週連続で1位獲得!
2位に『マーベルズ』、3位に『法廷遊戯』など新作5本もランクイン
今週の動員ランキングは、山崎貴監督作『ゴジラ-1.0』(東宝)が、週末3日間で動員35万6000人、興収5億6000万円をあげ、2週連続1位を獲得した。累計成績は動員135万人、興収21億円を突破している。
2位には、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の1作として、アベンジャーズ最強ヒーロー、キャプテン・マーベルの新たな物語を描いた『マーベルズ』(ディズニー)が初登場。初日から3日間の成績は、動員19万7000人、興収3億2300万円となっている。“ある過去”の因縁から復讐を誓う謎の敵が現れ、敏腕エージェントのモニカ・ランボー、アベンジャーズオタクな高校生ヒーローのミズ・マーベルとチームを結成する。監督はニア・ダコスタ、出演はブリー・ラーソン、テヨナ・パリス、イマン・ヴェラーニ、他。
3位には、“King & Prince”の永瀬廉主演で、法律家を目指す学生たちの模擬裁判〈無辜ゲーム〉から起こった悲劇を描く『法廷遊戯』(東映)がランクイン。初日から3日間の成績は、動員12万人、興収1億6900万円を記録。監督は深川栄洋、共演は杉咲花、北村匠海、柄本明、他。
4位は、前週2位で初登場した『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』(アスミック・エース)が続き、累計では動員33万人、興収4億円を突破している。11月17日(金)からは第3弾入場者プレゼントとして、「くま工場長ステッカー」の配布も決定した。
この他新作では、5位に朝井リョウの同名ベストセラー小説を、岸善幸監督が稲垣吾郎と新垣結衣の共演で映画化した『正欲』(ビターズ・エンド)がランクイン。先日開催された「第36回東京国際映画祭」では最優秀監督賞と観客賞をW受賞し、レッドカーペットやワールドプレミアの模様もテレビ各局で取り上げられた。
9位には、TVアニメ「銀魂」の人気エピソードを再編集した『銀魂オンシアター2D バラガキ篇』(バンダイナムコピクチャーズ)が初登場。監督は藤田陽一、声の出演は中井和哉、千葉進歩、鈴村健一、他。
10位には、アニメーション制作会社P.A.WORKSによる“お仕事シリーズ”最新作『駒田蒸留所へようこそ』(ギャガ)がランクイン。監督は吉原正行、声の出演は早見沙織、小野賢章、内田真礼、他。
今週は、ゴジラ最新作が順調に記録を伸ばす中、MCU最新作『マーベルズ』や浅井リョウのべストセラー小説を実写化した『性欲』など注目の新作が5作ランクイン。ランキングの半分が入れ替わり季節を入れ替わりを表す結果となった。とはいえ、話題の注目作が続々と公開される中で依然記録を更新し続ける『ONE PIECE』『ミステリという勿れ』『劇場版うたプリ』の動向もまだまだ目が離せない。なによりも『ゴジラ-1.0』の猛進ぶりに今後も期待がかかる。
【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2023年11月10日~11月12日)
1(1)『ゴジラ-1.0』:2週目
2(初)『マーベルズ』:1週目
3(初)『法廷遊戯』:1週目
4(2)『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』:2週目
5(初)『正欲』:1週目
6(3)『ONE PIECE FILM RED』:67週目
7(4)『ミステリと言う勿れ』:9週目
8(6)『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』:63週目
9(初)『銀魂オンシアター2D バラガキ篇』:1週目
10(初)『駒田蒸留所へようこそ』:1週目
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