脇役から見るシロさんとケンジの変化とは?サブキャラを徹底紹介!『きのう何食べた? season2 』第6話考察&感想
text by 會澤奈津美
テレビ東京系にて放送中の『きのう何食べた?』。本作は、几帳面な弁護士・シロさんと、人当たりの良い美容師・ケンジの日々を、食生活メインに描く。第6話は今までと違うお正月と、シロさんのある秘密が…。さらに2人を取り巻く個性派揃いのキャラクターを詳しく紹介する。(文・會澤奈津美)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
4人で過ごすお正月とシロさんの秘密
先週のクリスマスパーティーを終え、今週はシロさんとケンジ、小日向さんとジルベールの4人で年越しすることになり、神社へ向かう。
ケンジはテンションMAXで、初詣を終えた後このまま朝までいようと提案するが、初めからあまり乗り気ではないシロさんと、もう眠いとバッサリ切り捨てるジルベールに負けて解散することに。
その後小日向さんの計らいで昼頃にもう集合し、小日向さんのマンションでおせちを食べることになった。
おせちを食べながら、ゲイだと実家に帰りづらいと言う話題に。小日向さんもしばらく実家に帰っておらず、実家に帰ると結婚しないのかと言われるなどの苦労があった。
しかし、小日向さんもジルベールもケンジも兄弟がいる事で親の期待を背負わずに気が楽と話す中、1人暗い表情のシロさん。シロさんは一人っ子でこれまでも同性愛者であるからこそ、母親とのいざこざがたくさんあった。
どうせみんな家族とは縁の薄いゲイ同士だから、毎年会おうというジルベール。シロさんもケンジも、家族と仲が悪い訳ではないため、その場はなんとも言えない空気に。
そのあと小日向さんとシロさんがキッチンに立った時、「実は今でも母親とはたまに連絡を取っている」と小日向さんが打ち明ける。第3話で父親に突き放されたジルベールの過去が明らかになっていたのだが、家族と絶縁しているジルベールに言わない小日向さんの優しさが溢れていた。