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V3獲得!『ゴジラ-1.0』の勢い止まず。『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』、『OUT』など新作の結果は?【週末興行ランキング】

text by 編集部

11月20日、興行通信社より週末映画動員ランキング(11月17日~11月19日)が発表された。今回はランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。連続首位を獲得中のゴジラ70周年記念作『ゴジラ-1.0』に加えて、水木しげる生誕100周年記念作品『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』をはじめとした新作の結果は?

『ゴジラ-1.0』が3週連続の1位!
2位に『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』、6位に『OUT』など新作3本がランクイン

「ゴジラ-1.0」2023年11月3日(金・祝)全国東宝系にてロードショー ©2023 TOHO CO., LTD.
ゴジラ 102023年11月3日金祝全国東宝系にてロードショー ©2023 TOHO CO LTD

今週の動員ランキングは、『ゴジラ-1.0』(東宝)が週末3日間で動員26万7600人、興収4億2100万円を記録し、3週連続で1位に輝いた。累計成績は動員184万人、興収28億5000万円を突破している。

2位には、漫画家の水木しげる生誕100周年記念作品『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(東映)が、初日から3日間で動員11万1500人、興収1億6000万円をあげ初登場。“鬼太郎誕生”の秘密について、かつての目玉おやじと水木との出会い、そして二人の父が立ち向かう運命を描いた長編アニメーション。監督は「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」の古賀豪、声の出演は関俊彦、木内秀信、種崎敦美らの他、TVアニメシリーズ第6期のメンバーである沢城みゆき、野沢雅子、庄司宇芽香らも参加。

3位には、前週の4位からワンランクアップの『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』(アスミック・エース)が入り、累計成績は44万7800人、興収5億6600万円を超えた。

前週2位で初登場したMCU最新作『マーベルズ』(ディズニー)は4位となり、累計成績は動員35万7700人、興収5億6800万円を突破している。

6位には、累計発行部数650万部を突破するヤンキー漫画を品川ヒロシ監督・脚本で実写化した『OUT』(KADOKAWA)がランクイン。同じく品川監督作「ドロップ」にも登場する伝説の超不良・井口達也が少年院を出所したその後の人生を、新たな仲間たちや家族との絆を通して描く。出演は倉悠貴、醍醐虎汰朗、与田祐希(乃木坂46)、他。

10位には、家から遠い場所に捨てられてしまった犬のレジーが、飼い主への復讐を決意するコメディ『スラムドッグス』(東宝東和)が初登場。監督はジョシュ・グリーンバウム、レジーの声をウィル・フェレル、仲間となる犬たちの声をジェイミー・フォックス、アイラ・フィッシャーらが演じており、日本語吹替版では秋山竜次(ロバート)、森久保祥太郎、マギーらが務めている。

また、10月20日からアンコール上映が行われていた7位の『ONE PIECE FILM RED』(東映)は11月19日で上映が終了し、累計成績は動員1474万人、興収203億3000万円を突破し、歴代興収ランキングでは「ハリー・ポッターと賢者の石」を上回り、「君の名は。」に次ぐ6位に浮上した。

今週は、ゴジラ70周年記念作品である『ゴジラ-1.0』が相も変わらず猛進を続けつつも、新作の中から、水木しげる生誕100周年記念で制作された『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が2位に登場。日本人に馴染み深い2作品と2トップを飾る結果となった。次週は北野武監督最新作『首』や『翔んで埼玉』続編の公開も控えており、更なる混戦が期待できそうだ。

【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2023年11月10日~11月12日)

1(1)『ゴジラ-1.0』:3週目
2(初)『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』:1週目
3(4) 『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』:3週目
4(2)『マーベルズ』:2週目
5(3)『法廷遊戯』:2週目
6(初)『OUT』:1週目
7(6)『ONE PIECE FILM RED』:68週目
8(7)『ミステリと言う勿れ』:10週目
9(5)『正欲』:2週目
10(初)『スラムドッグス』:1週目

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