近年最高のSF映画は? 米最大レビューサイト高評価の傑作(4)中国映画がすごい!人類存亡の危機に挑む超大作
text by 編集部
今年2023年は、映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』をはじめ、SF映画の当たり年。今回は米Movie Webに基づき、映画批評サイト米ロッテントマトで高評価を獲得している、今、配信で観られる最高のSF映画ご紹介。世界でも最もホットなSFとは? 充実のラインナップをお届けする。
人類存亡の危機に挑む中国発のSF超大作
『流転の地球』(2019)
上映時間:125分
原題:流浪地球 The Wandering Earth
製作国:中国
監督:グオ・ファン
脚本:ゴン・グーアール
出演:ウー・ジン、チュ・チューシャオ、チャオ・ジンマイ
【作品内容】
近未来、太陽が急速に燃え尽き、その過程で地球が消滅することを知った人類は、地表に巨大な核融合エンジンを建造し、新たな故郷となる別の惑星へと移動を試みる。
しかし、宇宙への旅には危険が伴う。人類が生き残るための最後のチャンスは、勇気ある若者たちに懸かる…。
【注目ポイント】
本作は、作家・劉慈欣の短編小説を原作とした中国発の本格的な国内SF超大作『流転の地球』。続編となる映画『流転の地球2』では、1作目から数年前である地球が舞台となっており、急速に膨張する太陽が地球を破壊するという、避けることのできない運命から自らを救おうとする人類に焦点が当てられている。
一作目である映画『流転の地球』(2019)は、現在Netflixにて絶賛配信中。
各国間の対立や、人類の”意識”をデジタル世界へとアップロードすることが、唯一の救いと信じる「デジタルライフプロジェクト」の登場で、自体は更なる混乱を招く。
気になる方はぜひチェックしてみてほしい。
【関連記事】
近年最高のSF映画は? 米最大レビューサイト高評価の傑作(1)
近年最高のSF映画は? 米最大レビューサイト高評価の傑作(5)
近年最高のSF映画は? 米最大レビューサイト高評価の傑作(全作品紹介)