インド初のLCC航空会社の創業に尽力した3人の男の実話をベースに映画化し、国内外の映画賞を席捲した映画『ただ空高く舞え』と、リティク・ローシャン主演のクライムサスペンス映画『ヴィクラムとヴェーダ』が、1月6日より新宿 K’s cinema 他にて同時期に全国公開予定だ。今回は、公開に先駆け2作品の予告編が公開される。

映画『ただ空高く舞え』はインド版「半沢直樹」！？
人気のインド映画2作品同時期公開！

映画『ただ空高く舞え』は、飛行機に乗れず父の死に目に会えなかったネドゥマーランが、「1ルピーで乗れる飛行機を、空に飛ばずこと」を夢見て、インド発の格安航空会社を立ち上げる。

妨害にも負けず、倒れても立ち上がり、一心に夢に邁進する姿はまさにインド版「半沢直樹」だ。

【ただ空高く舞え -Soorarai Pottru 予告編】

また、『ヴィクラムとヴェーダ』は、第68回フィルムフェア賞で、主演男優賞(ローシャン)を含む8部門にノミネートされ、最優秀アクション賞を受賞したクライムサスペンス映画。

オリジナルがタミル語映画となる本作は、古くから伝承されたインドの説話集「屍鬼二十五話」を基にしながら、アクションを融合させている。

【ヴィクラムとヴェーダ 予告編】

インド映画『ただ空高く舞え』『ヴィクラムとヴェーダ』
1月6日(土)より新宿K‘s cinema他全国順次公開

『ただ空高く舞え』

【STORY】
空軍士官ネドゥマーランはエコノミー席が満席の為、父の死に目に会えず、空軍時代の同期生と3人でインド初の格安航空会社を創ろうとする。
嘲られ、貶められ続け、男達3人が大空を仰ぎ見て前進していく…。
監督:スダー・コーングラー(『ファイナルラウンド/最終ラウンド』)
出演:スーリヤ/アパルナー・バーラムラリ
2020 年/インド/タミル語/150 分/原題:Soorarai Pottru ©2D Entertainment
公式サイト

『ヴィクラムとヴェーダ』

【STORY】
主人公ヴィクラムは優秀な警視。容疑者の逮捕より犯罪の撲滅を目指し、偽装襲撃に血道を上げるが、標的ヴェーダの自首により数々の謎が浮かび上がる。
明白となった事実に、ヴィクラムは驚愕せざるを得なかった…。
監督:プシュカル&ガーヤトリ(『ヴィクラムとヴェーダー タミル版』
出演:リティク・ローシャン/サイフ・アリー・カーン
2022 年/インド/ヒンディー語/157 分/原題:Vikram Vedha ©Y Not Studio and the others
公式サイト

【関連記事】
「なぜ大ヒット？」映画『RRR』を伝説のジャンプ漫画と比較考察。漫画ファンを虜にする3つの要点【あらすじ 解説 評価】
「意味不明？つまらない？」映画『エブエブ』の評価は？ アカデミー賞受賞作を解説。忖度なしガチレビュー【あらすじ 考察】
夏の終わりを描いた最高の映画は…？ おすすめの名作洋画5選。儚くも切ない気持ちに浸れる珠玉の作品だけをセレクト