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HiHiJets・作間龍斗の才能爆発…唯一無の魅力とは? 水曜ドラマ『コタツがない家』徹底考察&解説【推しmovies】

text by 柚月裕実

小池栄子が主演を務める水曜ドラマ『コタツがない家』(日本テレビ系)が話題を集める。【推し!movies】第7回は、本作で小池が演じる万里江の息子・順基を演じるSMILE-UP所属のHiHiJetsのメンバーである作間龍斗にフォーカスしてみたい。(文・柚月裕実)

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【著者プロフィール】
エンタメ分野の編集/ライター。音楽メディア、エンタメ誌等で執筆中。コラムやレビュー、インタビュー取材をメインにライターと編集を行ったり来たり。SMAPをきっかけにアイドルを応援すること四半世紀超。コンサートをはじめ舞台、ドラマ、映画、バラエティ、ラジオ、YouTube…365日ウォッチしています。

ダメ夫にダメ息子…妻が大黒柱の深掘家の騒動を描く

イラスト:大窪史乃
イラスト大窪史乃

カリスマウェディングプランナーであり、会社社長を務める深堀万里江(小池栄子)。いわゆる“バリキャリ”で、公私ともに順風満帆そうに見えるものの、家に帰れば漫画家で夫の悠作(吉岡秀隆)と高校生の息子・順基(作間龍斗)の問題、さらには熟年離婚した万里江の父・達男(小林薫)と母・清美(高橋惠子)もひと騒動を巻き起こす。

第1回から一難去ってまた一難…どころか、すぐには解決しない家族の問題が相次いで降りかかる。

メインビジュアルに万里江が悠作、順基、達男をおんぶする姿があるように、深堀家は万里江が大黒柱的存在だ。

片眉をつりあげ、口を曲げながら喋る夫の悠作。その姿からも伝わるように、漫画が描けない、働く気もない、なんでも人のせいにする絵に描いたような“ダメ夫”だ。そしてこの親にしてこの息子ありともいうべき、順基もまた“ダメ息子”というレッテルが貼られてしまう高校生だ。

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