もし『池袋ウエストゲートパーク』をリメイクしたら? ガチで妄想キャスティング。長瀬智也や窪塚洋介が演じた役を誰に任せる?
色あせることがない時代を超えたドラマ『池袋ウエストゲートパーク』。今では信じられないほどの豪華キャストが集まった名作を今リメイクしたら、どんな配役がふさわしいだろうか…? 本記事ではオリジナルを「本家」、現代ヴァージョンのキャスティングを「妄想版」と記し、なるべくリアルにシミュレーションする。(文・ZAKKY)
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【『池袋ウエストゲートパークとは?】
2000年~放送された伝説のテレビドラマ『池袋ウエストゲートパーク』、通称「IWGP」。当時、流行した若者たちによる不良たちが集うチーム「カラーギャング」の抗争と、時には楽しく、時には悲しい人間関係を描いた群像劇。主演/長瀬智也。脚本/宮藤官九郎。
誰よりも仲間想いな主人公
マコト(長瀬智也)→眞栄田郷敦
本編の主人公。どのチームにも属さないが、池袋の一角を仕切るタカシの幼馴染であり親友という独特のポジションにいる人物。
マコトは、派手なアクションを起こす無頼な人物と言うよりは、もめ事を仲裁したり、横山刑事(実写版では渡辺謙が演じた)に警察方面の話を聞いて、身近な事件の解決に乗り出すといった知的な一面と、何よりも仲間想いの男らしさを見せるキャラである。
とは言え、名セリフ「あー!!めんどくせーー!!」にも顕著なように、物事を一気に解決させたい衝動と、それをやってのける行動力、池袋の不良たちが恐れる凄みに溢れている。スーパーマン的に喧嘩が強いというわけではないが、周囲の人間から自然と信頼を置かれるキャラクター像を、ビジュアルのカッコよさも含め、長瀬智也は見事に演じ切っていた。
そんな、キャラクターを現代に蘇らせるとしたら誰がその役を担うのか…。吟味したところ、眞栄田郷敦は適役である。
長瀬智也のように長身で、キャップとスウェット姿が抜群に似合うのはもちろん、理由は他にもある。
本家では長瀬智也に派手なアクションシーンはそれほどなかった。なので、リメイク版が作られた暁には、得意の空手技を活かし、派手に暴れ回ってほしいところだ。そんなシーンを導入することで、本家・マコトとの差別化をはかってほしいところだ。
「令和版・マコトは、俺だ!」と。
また、「あー!!めんどくせーー!!」に代わる名セリフを、できれば眞栄田のアドリブで生み出してくれたら、なお、最高である。新しい伝説を築き上げてほしい…という期待を込めたキャスティングだ。