「史上最高の続編映画は…?」1作目を超える大成功映画(5)。神に愛された男! 世界大熱狂…大迫力シーンの数々
今回は続編に成功した映画をセレクト。大概の続編映画はつまらない。がっかりする。1作目はあんなに面白かったのに、どうしてそうなるの! と言いたくなる作品は数多く存在する。しかし1作目の期待に見事に応え、続編は失敗するというジンクスを乗り越えた、とっておきの洋画5本を紹介する。今回は第5回。
●あの男が帰ってきた! 大迫力のアクションシーンが魅力の『トップガン』36年ぶりの最新作
『トップガン マーヴェリック』(2022)
監督:ジョセフ・コシンスキー
脚本:アーレン・クルーガー エリック・ウォーレン・シンガー クリストファー・マッカリー
製作:ジェリー・ブラッカイマー トム・クルーズ クリストファー・マッカリー デヴィッド・エリソン
出演者:トム・クルーズ マイルズ・テラー ジェニファー・コネリー ジョン・ハム
【作品内容】
アメリカ海軍のエリートパイロットチーム・トップガンに、伝説のパイロット・マーヴェリックが教官として帰ってくる。彼は守ること、戦うことの厳しさを訓練生に教えるが、訓練生たちは、型破りな指導に反抗する。訓練生の中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースターの姿もあった。
トム・クルーズをハリウッドのスターダムへと押し上げた伝説の作品『トップガン』。2022年に公開された『トップガン マーヴェリック』は、前作から実に36年の時を経て制作された待望の続編である。なお、本作では、2012年に急死した前作の監督トニー・スコットに代わり、『オブリビオン』のジョセフ・コシンスキーが監督を務めている。
【注目ポイント】
『トップガン』シリーズ最大のポイントは、リアルを追求した大迫力の航空アクションシーン。前作では、アメリカ海軍の全面協力のもと、本物のF-14戦闘機を用いて撮影が行われたが、本作ではキャストたちが実際に戦闘機を操縦しており、CGでは再現しきれない臨場感をみごとにフィルムに焼き付けている。1980年代のハリウッドの精神を最新技術で未来に受け継ごうとする男たちの挑戦に刮目したい。
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