ディーン・フジオカ登場で“イケオジ渋滞”発生…唯一浮いているキャストは ? 『おっさんずラブ-リターンズ-』第4話考察
text by 曾澤奈津美
テレビ朝日系で放送中の『おっさんずラブ-リターンズ-』。「お尻を拭くまで帰れま10」と題した第4話は、春田が牧の父親の介護をすることに…。そして謎に包まれた和泉の謎がついに明かされる!今回は第4話のレビューと、おっさんずラブに登場するイケおじについて考察する。(文・曾澤奈津美)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
和泉さんの過去がついに明らかに
ボヤ騒ぎのお詫びに春田(田中圭)の自宅を訪れた和泉(井浦新)と菊之助(三浦翔平)。
その時、和泉のペンダントが落ちてしまい、その中には春田そっくりの男性の写真が。混乱する春田と牧(林遣都)に菊之助は「秋斗です」と言い残し、2人は去って行った。
帰宅した和泉は、秋斗の声が残された留守電を繰り返し聞きながら、後悔するようにうなだれていた。それを遠くから切なげに見つめる菊之助…。
後日、春田の行きつけの居酒屋・わんだほうに訪れた和泉と春田。そこで和泉は春田に自分の過去を打ち明ける。
警察学校の教員として働いていた和泉は、厳しく生徒に指導していた。その生徒の中に菊之助と、春田と瓜二つの秋斗(田中圭)がおり、従順な菊之助に対して秋斗は生意気な性格で、和泉に反抗的な態度を取っていた。
そんな秋斗に和泉は嫌悪感を抱いていたのだが、数年後、公安へ異動した和泉は秋斗とバディを組むことになり、自然とお互いに惹かれ合う仲に。
ある日、秋斗から和泉へ「和泉さん寝てんの?先行っちゃうよ、俺1人で十分だから」と留守電を残し、1人でテロリストの元へ踏み込む。急いで和泉は後を追い合流を果たしたのだが、目の前で秋斗が撃たれてしまう。駆け寄った和泉をかばい、さらに追撃を受けた秋斗は死んでしまった。
その後、警察を引退した和泉は秋斗を殺害したテロリストに復讐しようと、周辺の土地を調べるために天空不動産に潜入した。今まで血だらけになっていたのもそのテロリストに返り討ちにされたものだった。
秋斗の後に和泉とバディとなった菊之助は、和泉を放っておけずに一緒に住むことになったのだが、実は菊之助は和泉に想いを寄せていた。今後の菊之助の恋の行方に目が離せない。