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“宜保愛子”で大爆笑…天才的な台詞をより深く味わう方法とは? ドラマ『不適切にもほどがある!』第2話考察レビュー

TBS系で放送中の金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』。第2話は、「一人で抱えちゃダメですか?」と題し、令和の“働き方”に焦点を当てる。昭和の死に物狂いな働き方はタブー視される一方、誰かがしわ寄せを食う令和に、“昭和のダメ親父”市郎が、不適切発言で切り込む!(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

不適切発言には注釈テロップ
放送ギリギリのラインを攻めたクドカンの尖り

ドラマ『不適切にもほどがある!』第1話より ©TBS
ドラマ不適切にもほどがある第1話より ©TBS

昭和の“懐かしい”に、昭和生まれが大爆笑の必至の本作。もちろん平成生まれも、クドカンが誘う世界観にどハマりすること間違いなしだ!

2月2日(金)放送の第2話も第1話に引き続き、非適切な発言には注釈テロップが入り、令和のコンプライアンスに配慮(笑)している。脚本を務める宮藤官九郎の書く放送コードギリギリのセリフや展開に肝を冷やしつつ、いいぞもっとやれという気持ちが止まらない。

突然始まるミュージカルシーンも、毎回謎にクオリティーが高いことに加えて、演出が豪華すぎることにもこのドラマの本気を感じる…。

第2話は「一人で抱えちゃダメですか?」と題し、仲里依紗演じる犬島渚が“令和の働き方”に悪戦苦闘する様子が描かれる。内容は次の章で紹介しよう。

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