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呉美保監督× 吉沢亮主演『ぼくが生きてる、ふたつの世界』新キャスト解禁! コメント到着

text by 編集部

吉沢亮を主演に迎え、『そこのみにて光輝く』『きみはいい子』の呉美保監督、9年ぶり長編最新作『ぼくが生きてる、ふたつの世界』が今年9月新宿ピカデリー他にて全国ロードショーが決定。この度、新キャストとコメントが解禁。併せて、ディザービジュアルとWEB限定超特報も解禁された。

耳のきこえない母と
きこえる息子の物語を繊細に紡いでいく

©五十嵐大/幻冬舎 ©2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会
©五十嵐大幻冬舎 ©2024ぼくが生きてるふたつの世界製作委員会

2014年モントリオール世界映画祭ワールドコンペティション部門最優秀監督賞に輝き、第87回アカデミー賞外国語映画賞部門の日本代表作品に選出、そして2014年キネマ旬報ベスト・テン1位に輝く『そこのみにて光輝く』の監督・呉美保が、9年ぶりの長編作品のテーマに選んだのは、コーダ(Children of Deaf Adults/きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の子供という意味)という生い立ちを踏まえて、社会的マイノリティに焦点を当てた執筆活動をする作家・エッセイストの五十嵐大さんによる自伝的エッセイ「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」。

脚本を担当したのは、『ゴールド・ボーイ』(24)、『正欲』(23)等を手掛ける港岳彦。そして、主演を務めるのは『キングダム』シリーズ、『東京リベンジャーズ』シリーズ等の話題作から、作家性の強い監督作等、幅広い作品に出演し、2025 年には吉田修一原作、李相日監督『国宝』の公開が控える吉沢亮。本作では、耳のきこえない両親の元で育った息子・五十嵐大の心の軌跡を体現する。

今回解禁となったWEB限定超特報は、橋梁を走る列車の車窓、駅のプラットフォームには、故郷・宮城から上京するための列車を待つ五十嵐大(吉沢亮)が。きこえる世界の彼が見つめているのは、きこえない世界の母の後ろ姿。そして大を乗せた列車が新緑のトンネルをぬけ、これから経験していくであろう“ふたつの世界”をつなぐかのように進んでいく・・・母のことを思いながら、未来への思いを馳せる大の表情から本作の物語を伝える映像となっている。

さらに併せて解禁されたティザーポスタービジュアルは、主人公・五十嵐大(吉沢亮)が故郷である宮城県から東京に向かう電車の中の一幕を切り取ったもの。車窓をまっすぐに見つめる瞳には故郷への思い、そして未来への期待が込められている。

撮影をしたのは写真家・文筆家の齋藤陽道。原作「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」の表紙も撮影しており、本作のポスター写真撮影も担当することとなった。

【ポスター写真撮影カメラマン:齋藤陽道(Harumichi SAITO)】

1983年、東京都生まれ、2020年から熊本県在住。都立石神井ろう学校卒業。2010年写真新世紀優秀賞。2014年、日本写真協会新人賞。E テレ「おかあさんといっしょ」のエンディング曲「きんらきらぽん」の作詞を担当。写真家・文筆家としてだけでなく、活動の幅を広げている。

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