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「少女の壮絶な人生を綴った新聞記事」を元にした映画『あんのこと』河合優実“彼女の人生を、自分が生き直す”場面写真解禁

text by 編集部

『22年目の告白 -私が殺人犯です-』や『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』の入江悠監督最新作映画『あんのこと』は、親の虐待の末に薬物に溺れる少女が、人情味あふれる型破りな刑事をはじめとした人々に出会い、生きる希望を見いだしていく物語。今回は、主演・河合優実が演じる少女・杏を捉えた新規場面写真を一挙解禁する。

河合の鬼気迫る演技が焼きつく場面写真解禁

『あんのこと』
© 2023あんのこと製作委員会
『あんのこと』
© 2023あんのこと製作委員会
『あんのこと』
© 2023あんのこと製作委員会

2020年6月に掲載された「少女の壮絶な人生を綴った新聞記事」を基に描く本作は、機能不全の家庭に生まれ、虐待の末に薬物に溺れる少女が、人情味あふれる型破りな刑事をはじめとした人々に出会い、生きる希望を見いだしていく衝撃の人間ドラマ。

主演を務める河合優実は、入江監督が「この人なら杏という主人公を託しても大丈夫だ」と語る折り紙付きの演技力で、少女・杏の苦しみと喜びを体現する。

このたび解禁となった新場面写真は、薬物から更生する前のまだ荒々しい印象を残す金髪姿を活写した1枚をはじめとした、杏の様々な表情を切り取られている。

そして、本作のシナリオと出会い「彼女の人生を、自分が生き直す」と決意したという河合の鬼気迫る演技と環境によって次々と変化していく杏の表情に魂を深く揺さぶられる。

【あらすじ】

21歳の主人公・杏は、幼い頃から母親に暴力を振るわれ、十代半ばから売春を強いられて、過酷な人生を送ってきた。ある日、覚醒剤使用容疑で取り調べを受けた彼女は、多々羅という変わった刑事と出会う。大人を信用したことのない杏だが、なんの見返りも求めず就職を支援し、ありのままを受け入れてくれる多々羅に、次第に心を開いていく。

週刊誌記者の桐野は、「多々羅が薬物更生者の自助グループを私物化し、参加者の女性に関係を強いている」というリークを得て、慎重に取材を進めていた。

ちょうどその頃、新型コロナウイルスが出現。杏がやっと手にした居場所や人とのつながりは、あっという間に失われてしまう。行く手を閉ざされ、孤立して苦しむ杏。そんなある朝、身を寄せていたシェルターの隣人から思いがけない頼みごとをされる──。

映画『あんのこと』6月7日(金)
新宿武蔵野館ほか全国公開

『あんのこと』
© 2023あんのこと製作委員会

出演:河合優実、佐藤二朗、稲垣吾郎、河井青葉、広岡由里子、早見あかり
監督・脚本:入江悠
製作:木下グループ 鈍牛倶楽部 制作プロダクション:コギトワークス 配給:キノフィルムズ © 2023『あんのこと』製作委員会
上映時間:114分
公式サイト
公式X:@annokoto_movie

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