瀬戸康史の殺し文句に視聴者悶絶も…公太郎の一人勝ちもそろそろ終わる? 『くるり~誰が私と恋をした?~』第7話考察レビュー
text by 菜本かな
”火10”枠で放送中の生見愛瑠主演のドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?〜』(TBS系)。記憶喪失となったヒロイン・まことが、手元に残った男性用の指輪を巡り恋の四角関係を繰り広げる。今回は、公太郎の肩の傷の謎が明かされた第7話のレビューをお届け。(文・菜本かな)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 感想 レビュー】
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【著者プロフィール:菜本かな】
メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動を行っていた。エンタメとファッションが大好き。
公太郎「じゃ、デート」に視聴者も“完落ち”
これは、もう公太郎(瀬戸康史)の“勝ち確”だ。そう確信した5月21日放送の『くるり〜誰が私と恋をした?〜』(TBS系、毎週火曜よる10時)第7話。
公太郎とまこと(生見愛瑠)が2人でバスケをやっているシーンなんかは、爽やかすぎて青春映画かと思ったし、「公太郎さんがシュート入ったら、なにかご褒美!」「じゃ、デート」というやり取りは、聞いているだけでニヤニヤが止まらなかった。
女の子は、好きでもない男に「シュートが入ったらご褒美」なんて絶対に言わない。しかも、公太郎がシュートを決める瞬間、「……入れ」とお願いしちゃっていたし。まことは、公太郎に“完落ち”しているのだろう。
本作が普通のラブストーリーならば、ここからはまことと公太郎が愛を育んでいく様子を見守るだけ。朝日(神尾楓珠)と律(宮世琉弥)がちょいちょい邪魔をしてくるかもしれないけれど、2人は“当て馬”なのだから、ヒロインの恋路には深く関わってこない。
しかし、『くる恋』にはミステリー要素があるから面白い。公太郎が本当に“元カレ”なのかは、まだ定かではないし、もしかしたら何か恐ろしい裏の顔を秘めている可能性もある。最後の最後まで、どんなどんでん返しがあるか分からないのだ。