「恋愛したことがない、そういう感情もない。だけど楽しく生きていける」三浦透子主演ドラマ『そばかす』 玉田真也監督コメント
“へたくそに今を生きる”等身大の女性たちの姿を、次世代を担う監督と主演女優の組み合わせで描くプロジェクト“(not)HEROINE movies(ノットヒロインムービーズ)”シリーズの第3弾『そばかす』が、6月9日より放送開始される。そこで今回は、今作で監督を務めた玉田真也監督のコメントをお届けする。
「恋愛が何なのかわからない」
三浦透子主演・多様性を描く新ドラマ
“へたくそに今を生きる”等身大の女性たちの姿を、次世代を担う監督と主演女優の組み合わせで描くプロジェクト“(not)HEROINE movies(ノットヒロインムービーズ)”。
シリーズ3作品のテレビドラマ第1弾『わたし達はおとな』、第2弾『よだかの片想い』が放送され、好評を博した。
そしてテレビドラマ化のラストを飾る第3弾に、「多様性」を考える現代に相応しいテーマで描いた『そばかす』が6月9日より放送開始される。
そこで今回は、今作で監督を務めた玉田真也監督のコメントが到着した。
【玉田真也監督コメント 全文】
当時、俳優やスタッフの皆さんと一緒に、現場で芝居を作っていく時間は、とても居心地の良いものでした。
改めて映画を見直すと、あの時の居心地の良さと、それに伴った充実感がこの映画の空気にも表れているような気がしました。
連続ドラマとして、この作品を新たに多くの人に観て頂けること、とても嬉しく思っています。
【あらすじ】
物心ついた頃から「恋愛が何なのかわからないし、いつまで経ってもそんな感情が湧いてこない」自分に不安を抱きながらも、マイペースで生きてきた蘇畑佳純(そばた・かすみ)は30歳になった。
大学では音楽の道を志すも挫折し、現在は地元に戻りコールセンターで苦情対応に追われる。妹の結婚・妊娠もあり、母から頻繁に「恋人いないの?」「作る努力をしなさい!」とプレッシャーをかけられる毎日。
ついには無断でお見合いをセッティングされる始末。しかし、そのお見合いの席で、佳純は結婚よりも友達付き合いを望む男性と出会う…
【(not)HEROINE movies(ノットヒロインムービーズ)とは】
『勝手にふるえてろ』『寝ても覚めても』『愛がなんだ』を手掛けたメ〜テレと、制作会社ダブがタッグを組み、“へたくそに生きる”、今の等身大の女性の姿を切り取った映画をテーマにしたプロジェクトであり、次世代を担う映画監督と俳優たちを組み合わせ、彼らのもつ感覚と才能を思う存分発揮できる場を生み出し、輩出するプロジェクト。
何ドンもされない。
胸キュンもしない。
恋とか愛とか生きるとか自意識とか、考えすぎてこんがらがって。それでももがいて生きている“ヒロイン”になりきれない“ヒロイン”たちの物語です。
ドラマ『そばかす』(各話30分・全4話)
6月9日(日)より、毎週日曜日 深夜 0:30~放送
放送局:メ~テレ(愛知・岐阜・三重)
出演:三浦透子 前田敦子 伊藤万理華 伊島空 前原滉 前原瑞樹 浅野千鶴 北村匠海(友情出演) 田島令子 坂井真紀 三宅弘城
監督:玉田真也
企画・原作・脚本:アサダアツシ
主題歌:三浦透子「風になれ」(EMI Records/UNIVERSAL MUSIC)
製作:狩野隆也 松岡雄浩 宇田川寧
エグゼクティブプロデューサー:服部保彦
プロデューサー:石川真吾 柴原祐一
撮影:中瀬慧
照明:玉川直人
音楽・録音・音響効果:松野泉
美術:福島奈央花
装飾:椎津千琴
編集:冨永圭祐
衣裳:松本紗矢子
ヘアメイク:くつみ綾音
キャスティング:伊藤尚哉
助監督:平波亘
ラインプロデューサー:三好保洋 北山正剛
宣伝プロデューサー:筒井史子
製作幹事:メ~テレ
配給:ラビットハウス
宣伝:フィノー
製作プロダクション:ダブ
©2022「そばかす」製作委員会 (not) HEROINE movies メ~テレ 60 周年
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会(ロゴ使用)
(2022 年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch /104 分)
公式HP
公式X(旧 Twitter)
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