世界最大級の映画情報サイト“IMDb”が最高のロマンス映画10本を発表。『君の名は』 『フォレスト・ガンプ』がランクイン
数々の映画ジャンルの中でも、ロマンス映画・恋愛映画は、私たちの心の奥底に触れ、今までに出会った素晴らしい人間関係を思い出し、自分の人生を回想する最高の時間を提供してくれる。そんな「愛」の素晴らしさを教えてくれるロマンス映画・恋愛映画。今回は、『IMDb』サイトの史上最高のロマンス映画を10本紹介する。
『IMDb』ユーザーが選ぶ「最もロマンチックな映画」10本
米colliderでは、『IMDb』サイトのユーザーに基づき、これまで作られた中で「最もロマンチックな映画」のリスト上位10作品を紹介している。また、『IMDb』では10点満点で作品のレビュースコアが記載されているため、そのスコアも作品と一緒に紹介していく。
『アメリ』(2001年) 8.3点
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
脚本:ジャン=ピエール・ジュネ、ギヨーム・ローラン
キャスト:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ、 ドミニク・ピノン
『アメリ』は、「幸せになる」というキャッチコピーと共に2001年に公開された映画で、その色彩の美しさや、ちょっとしたブラックユーモアなどが人々の心を捉え、フランスで国民的大ヒットを記録した作品だ。
強烈な印象を残したこの映画は、主人公のアメリが、周囲の人々に喜びと幸福を与えようとする、彼女の人生に対する愛と熱意を感じることができる映画。美しい無償の愛を披露するこの映画は、偉大なロマンス映画の一つとして多くの人が認めている作品だ。
『エターナル・サンシャイン』(2004年) 8.3点
監督:ミシェル・ゴンドリー
脚本:チャーリー・カウフマン
キャスト:ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、キルステン・ダンスト、マーク・ラファロ、イライジャ・ウッド
『エターナル・サンシャイン』は、最愛の人を見つけるために、人はどこまでも努力するということを教えてくれる愛すべき名作。ジム・キャリーとケイト・ウィンスレットが巧みに演じるこの映画は二人の愛が美しく燃え上がり、消え、そして再び燃え上がるという彼らの愛のアップダウンを見守る、感情のジェットコースターのような作品だ。
困難な状況にもかかわらず、平和と強さ、そして喜びを見出そうとする彼らの旅は、胸が張り裂けそうなほど美しく、イギリスBBC主催の投票で、世界の177人の批評家が「21世紀の偉大な映画ベスト100」の第6位に選出されたこともある映画となっている。
この映画の素晴らしいところは、愛はいつも理想的なものとは限らないが、それで良いということを教えてくれるところだ。