宮藤官九郎による完全オリジナル脚本のドラマ『新宿野戦病院』（フジテレビ系）が7月3日（水）より放送開始した。小池栄子と仲野太賀のW主演の本作は、新宿・歌舞伎町にたたずむ病院を舞台にした新たな救急医療エンターテインメントだ。早速、第1話の物語を振り返る。（文・編集部）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

実力派俳優が揃い踏み

　
　本作は、連続テレビ小説『あまちゃん』（NHK総合、2013）やドラマ『不適切にもほどがある！』（TBS系、2024）など数多のヒット作を世に送り出した宮藤官九郎が手掛ける、医療ドラマ。さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテインメントだ。

　新宿・歌舞伎町の路地にたたずむ「聖まごころ病院」は赤字続きの経営難。院長の甥である、美容皮膚科医・高峰享（仲野太賀）をはじめとする個性的な面々のもとに、日夜、ワケありな救急患者たちが次々と運ばれてくる。

　そんな折、急性アルコール中毒で搬送されてきた女性、ヨウコ・ニシ・フリーマン（小池栄子）がアメリカの元軍医であり、海外の医師免許を持っていることが判明。外科医が不足している「聖まごころ病院」は、ヨウコが日本の医師免許を持っていないのを知りながら、彼女を医師として雇うこととなった。

　第1話放送後、SNSでは出演キャストが話題に。「聖まごころ病院」に勤務する、仲野太賀、塚地武雅（ドランクドラゴン）、岡部たかし、平岩紙の4名が、現在放送中の連続テレビ小説『虎に翼』（NHK総合、2024）にも出演していたことから「伊藤沙莉も合流しなよ」「良い役者は引っ張りダコ」「全然違う役をちゃんと演じているのがさすが」などの声が寄せられた。

（文・編集部）

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