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強さと美しさで国民を魅了…日本映画史上最高のアクション女優(1)全てが最強…圧倒的に美しい国民的女優は?

text by 編集部

2019年の実写の邦画興行収入1位を記録した『キングダム』や、8年ぶりの復活が注目を集めた『帰ってきた あぶない刑事』など、近年アクション映画が注目を集めている。そこで今回は、さまざまな映画で華麗な演技を見せる日本のアクション女優をセレクト。大御所から新星まで5名紹介する。(文・編集部)

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華麗なアクションで観客を魅了する令和の国民的女優

●綾瀬はるか

綾瀬はるか(第68回カンヌ国際映画祭にて)【Getty Images】
綾瀬はるか(第68回カンヌ国際映画祭にて)【Getty Images】

【注目ポイント】

 大河ドラマ『八重の桜』(2013)をはじめとする数々のドラマや映画で主演を務め、すっかり国民的女優となった感のある綾瀬。そんな彼女だが、近年、アクション女優としての評価が高まっているのをご存知だろうか。

 中学時代に駅伝に参加するなど、スポーツ万能だった綾瀬。そんな彼女がはじめてアクションに挑戦したのは、『猟奇的な彼女』(2001)のクァク・ジェヨンがメガホンを取った『僕の彼女はサイボーグ』(2008)だった。

 本作で綾瀬は、可愛いけれども人間離れした力を持つ「サイボーグ彼女」を熱演。ワイヤーアクションやロボットダンスにも挑んでいる。

 そして、綾瀬のアクション女優としての素質を開花させたのは、同年に公開された『ICHI』だろう。

 綾瀬が女版の座頭市を演じた本作では、スピーディーかつ華麗な殺陣で、勝新太郎やビートたけしと比べてもひけをとらないアクションを見せている。

 特にラスト、中村獅童演じる野党の首領、万鬼との対決のシーンは、観客の胸を打つこと間違いないだろう。

 そして、近年は、『レジェンド&バタフライ』(2023)や『リボルバー・リリー』(2023)で華麗なアクションを披露。特に『リボルバー・リリー』ではライフルを手にした兵士たちを前に、激しい銃撃戦を展開し、『緋牡丹博徒』シリーズ(1968~72)の富司純子や、『女囚さそり』シリーズ(1972~73)の梶芽衣子に続く新たなダークヒロイン像を打ち出した。

 令和になり、未だ止まるところを知らない綾瀬。彼女が今後、どんなアクションを見せてくれるのか楽しみだ。

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