新海誠監督作品。映画『ほしのこえ』衝撃の結末とは? タルシアンの正体は? ストーリー内容を徹底紹介<あらすじ、ネタバレ>
text by 編集部
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ほしのこえ
映画『ほしのこえ』の【あらすじ】、【ネタバレありあらすじ】を紹介。新海誠監督作品。武藤寿美、鈴木千尋、ドナ・バーク、篠原美香ら出演。地球外生命体と人類との戦いに引き裂かれてゆく少年少女の切ない恋を描いた短編SFアニメーション。監督自身が声優としても出演する貴重な劇場版デビュー作を、ラストまで徹底網羅!
映画『ほしのこえ』のあらすじ
2039年。NASAの調査隊は、火星のタルシス台地で異星文明の遺跡を発見。突然現れた地球外生命体タルシアンに全滅させられた。
この事件に衝撃を受けた人類は、遺跡からタルシアンの技術を回収し、タルシアンの脅威に立ち向かおうとしていた。
時は経ち、2046年。中学3年生の長峰美加子(ミカコ)と寺尾昇(ノボル)は、互いにささやかな愛を育んでいた。
しかし、国連軍が、タルシアン調査隊のリシテア艦隊を編成すると状況は一変。成績も運動神経も良かったミカコは選抜され、頻繁に演習に駆り出されるようになる。
そして翌2047年。4隻の最新式戦艦と1000人を超える選抜メンバーから構成された艦隊は地球をたち、深宇宙へと旅立つ。
ミカコは、長距離メールサービスを使ってノボルと連絡をとるが、地球から遠ざかるにつれて、メールが届く日数も数日から数週間と徐々に開いていく。
はじめのうちこそ20世紀のメールのタイムラグと大差ないと言っていたノボルだったが、次第に大きくなっていくずれに、徐々に苛立ちを募らせていく。
一方、ミカコは、艦隊入りを誇らしく思っている反面、ノボルにはこのまま何も見つからず、地球に戻れればいいと本音を打ち明けていた。そんな矢先、冥王星軌道に接近した艦隊は、船外で外側でタルシアンと遭遇。戦闘状態に陥る。
ミカコも、人型機動兵器トレーサーに搭乗して戦闘に加わるが、タルシアンに増援が加わり、劣勢に追い込まれる。
そこで、艦隊は、敵をやり過ごすため、ハイパー・ドライブで1光年先にワープ。ミカコとノボルの距離は、一瞬で1年分遠ざかってしまった。
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