映画『鳥』<あらすじ、ネタバレ>衝撃のラストとは? 大量の鳥が人間を襲う…アルフレッド・ヒッチコックの名作を徹底紹介
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鳥
- 原題:
- The Birds
- 製作年:
- 1963年(アメリカ合衆国)
- 監督:
- アルフレッド・ヒッチコック
- 脚本:
- エヴァン・ハンター
- 撮影:
- ロバート・バークス
- 音楽:
- バーナード・ハーマン
- 配給:
- ユニバーサル・ピクチャーズ
- 上映時間:
- 120分
- 出演:
- ロッド・テイラー, ジェシカ・タンディ, スザンヌ・プレシェット, ティッピー・ヘドレン
映画『鳥』の【あらすじ】【ネタバレあらすじ】を紹介。巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督作品。ロッド・テイラー、ティッピー・ヘドレン、ジェシカ・タンディ、スザンヌ・プレシェットらが出演。ある日突然、鳥の大群が人間を襲う…パニックスリラーの原点にして金字塔。映画史に残る名作をラストシーンまで徹底網羅!
映画『鳥』のあらすじ
上流階級のエリート、メラニー・ダニエルズ(ティッピー・ヘドレン)は、サンフランシスコの小鳥屋で、若き弁護士ミッチ・ブレナー(ロッド・テイラー)と出会う。11歳になる妹キャシーのプレゼントにラブバード(コザクラインコ、ボタンインコ)を探していたミッチが、店員と勘違いしてメラニーに声をかけたのだ。
いきなり知らない人に声をかけられ動揺し、怒り出すメラニー。しかし、ミッチの方は、以前メラニーと会ったことがある、と言い残し、店を後にする。
ミッチに好奇心を抱いたメラニーは、すぐさま知人に連絡。車のナンバープレートから彼の住所を割り出す。そして、ラブバードを探し出したメラニーは、ミッチの家があるカリフォルニア州ボデガ湾へと車を走らせる。ボデガ湾の港町に到着したメラニーは、雑貨店で、ミッチの家の場所と妹の名前を訊く。そして、湾の対岸にあると聞かされたメラニーは、店主のモーターボートを借りて彼の家に向かう。
ミッチの家に到着したメラニーは、キャシー宛の手紙とラブバードを置き、その場を後にする。そして、再びボートに乗ると、一羽のカモメがメラニーの頭に直撃。驚いたメラニーは、ケガを負い、頭から血を流す。一方、ミッチは、メラニーの一部始終を目撃。けがをした彼女に残るよう諭し、彼女を夕食に誘う。
少しずつ仲良くなるミッチとメラニー。ミッチの妹キャシー(ヴェロニカ・カートライト)も、都会的でピアノの演奏もうまく、ラブバードを届けてくれたメラニーとすっかり仲良くなる。しかし、ミッチが可愛い母リディア(ジェシカ・タンディ)だけは、余所者のメラニーを毛嫌いしていた。
そんな中、メラニーは、地元の小学校の先生アニー(スザンヌ・プレシェット)とも邂逅。彼女がミッチの元カノだと知り驚愕する。この日以降、メラニーとミッチの仲はぐっと縮まり、彼の家に滞在しはじめる。
その日の夜のこと。アニーの家にいたメラニーは、窓ガラスにカモメが追突死するという不吉な出来事を目撃。さらに、翌日のキャシーの誕生日会では、風船が割れる音と共に、子どもたちにカモメの大群が襲いかかるのを目の当たりにする。さらに、その夜には、ブレナー家の暖炉の煙突から大量のスズメが侵入。メラニーたちは命からがら逃げおおせる。