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丸山隆平8年ぶりの主演映画『金子差入店』が釜山国際映画祭に出品決定! 丸山&古川豪監督コメント、場面写真も公開

text by 編集部

丸山隆平が8年ぶりに主演を務める、映画『金子差入店』は、刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」の仕事を描くヒューマンサスペンスだ。本作は、韓国・釜山にて開催される第29回釜山国際映画祭のコンペティション部門部門への出品が決定した。

丸山「国境を越えて、1人でも多くの方々に」
釜山国際映画祭出品への意気込み語る

金子差入店
©2025 映画「金子差入店」製作委員会
金子差入店
©2025 映画「金子差入店」製作委員会
金子差入店
©2025 映画「金子差入店」製作委員会

 アジアを代表する最大規模の映画祭・釜山国際映画祭のメインコンペティション部門の1つ、NEW CURRENTS(ニューカレンツ)部門に出品されることが決まった本作。昨年には、森達也監督が手がけた『福田村事件』(2023)が受賞し、日本映画の2年連続の受賞も期待される。

 同時に公開された場面写真は、これまでの丸山のイメージとは違うシリアスな空気が漂う。

【主演:丸山隆平 コメント】

 この映画の登場人物たちは、家族の中の小さいけれど大事な出来事から、社会で起きた大きな事件まで、同時進行で向き合っています。それは今この瞬間も、世界中の人々が直面していることではないでしょうか。言葉や習慣の違う国で、どんな風に受け止められるのか、とても楽しみにしています。国境を越えて、1人でも多くの方々に、この作品が届くことを願っています。

【監督・脚本:古川豪 コメント】

 率直に嬉しいです。どこか夢なのでは? と思うほどに、作品成立までの道のりがギフトをいただきっぱなしだったので、まだこんなに素晴らしいことが起こるのかと、どこか実感が湧かない側面も正直あります。

 長編作品を世に送り出すことが初ですので色々と不安だらけでしたが、ある一定数評価されたからこその結果だと思えば、喜びもひとしおです。改めて素晴らしい俳優陣と優秀なスタッフ陣に感謝です。引き続き、『金子差入店』をよろしくお願いいたします。

【ストーリー】

 刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」。 金子真司は一家で「差入店」を営んでいた。

 ある日、息子の幼馴染の女の子が殺害される凄惨な事件が発生。彼女の死にショックを受ける一家だったが、犯人の母親が差入をしたいと尋ねてくる。 差入屋として犯人と向き合いながらも、日に日に疑問と怒りが募る金子。

 そんな時、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う。 彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を求めていた。2つの事件の謎と向き合ううちに、金子の過去が周囲に露となり、 家族の絆を揺るがしていく―。

【作品概要】

丸山隆平
真木よう子 / 三浦綺羅
寺尾聰
監督・脚本:古川豪
©2025 映画「金子差入店」製作委員会
配給:ショウゲート
公式サイト
公式サイト

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