映画『疑惑の影』<あらすじ、ネタバレ、キャスト>衝撃の結末とは? アルフレッド・ヒッチコックによる傑作スリラーを紹介
text by 編集部
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疑惑の影
- 原題:
- Shadow of a Doubt
- 製作年:
- 1942年(アメリカ)
- 監督:
- アルフレッド・ヒッチコック
- 脚本:
- ソーントン・ワイルダー, アルマ・レヴィル, サリー・ベンソン
- 撮影:
- ジョセフ・ヴァレンタイン
- 音楽:
- ディミトリ・ティオムキン
- 配給:
- ユニバーサル・ピクチャーズ
- 上映時間:
- 108分
- 出演:
- テレサ・ライト, ジョゼフ・コットン, マクドナルド・ケリー, パトリシア・コリンジ
映画『疑惑の影』の【あらすじ】、【ネタバレありあらすじ】を紹介。巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督作品。テレサ・ライト、ジョゼフ・コットンら出演。平凡な日常に忍び込む恐怖…ヒッチコックの名声を一段と高めたサスペンス・スリラーの秀作。衝撃のラストまで徹底網羅!
映画『疑惑の影』のあらすじ
映画『疑惑の影』【Getty Images】
フィラデルフィア。チャールズ・オークリー(ジョゼフ・コットン)は、自室に閉じこもっていた。窓の外では謎の男たちが彼を見張っている。外に出て男たちの尾行を振り切るチャールズは、姉エマ(パトリシア・コリンジ)に「しばらくそちらに滞在する」という電報を打つ。
カリフォルニア州サンタローザ。エマは、夫の銀行家ニュートン(ヘンリー・トラヴァース)と裕福な生活を送っていた。エマには子供が3人いて、長女はチャールズにちなみチャーリー(テレサ・ライト)と名付けられていた。チャーリーは、そんな縁もあってチャールズが大好き。彼がサンタローザに来ると聞いて小躍りする。
家族からの手厚い歓迎を受けたチャールズは、一人一人にプレゼントを渡す。チャーリーに渡したのは、エメラルドの指輪だ。しかし、その内側には、「B.MからT.S.へ」という文字が彫られていた。チャーリーは、自分のイニシャルと違うことを不審に思うが、プレゼントが嬉しくてすぐに忘れてしまう。
ニュートンの銀行に4万ドルを預けたチャールズは、サンタ・ローザでの新生活を始める。しかし、自身の過去やフィラデルフィアでの生活についてはひた隠しにし、隠していた新聞が見つかったチャーリーに見つかった際も、ものすごい剣幕で怒る。
それから間も無く、ニュートン一家に国税調査の調査員を名乗る役人2名が来訪。チャールズの写真を撮ろうとする。しかし、チャールズは、これも頑なに拒否する。
その後、チャーリーは、彼女に好意を持った役人の1人ジャック・グラハム(マクドナルド・ケリー)からデートを申し込まれ承諾する。しかし、彼女は、彼からチャールズにまつわる驚愕の事実を聞かされる。
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