橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田ゆいが、ギャルとして自分らしさを追求し、あることをきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様子を描く物語だ。さっそく、第1話を振り返ろう。（文・野原まりこ）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

橋本環奈がヒロインを務める新・朝ドラスタート！

　時代は平成。福岡県糸島で農家を営むの米田家の次女・結（橋本環奈）は、高校に入学する。幼馴染の陽太（菅生新樹）や、友達の恵美（中村守里）はすでに部活を決めているが、結は決めかねていた。

　放課後、結が港で海を見つめていると、海に帽子を落として困っている兄弟を見つける。泣きじゃくる弟をみた結は、とっさに制服のまま海に飛び込み「うちは『朝ドラ』のヒロインか！」と心で、自分にツッコミを入れる。

　結が兄弟たちと別れて帰宅しようとすると後ろから「待ちな」と声をかけられる。振り返ると、そこには派手なギャル4人組の姿があった…。

　今期で111作目の朝ドラ『おむすび』。朝ドラらしい、明るく爽やかな物語が幕を開けた…と思いきや、ヒロインがギャルになるというこれまでにない展開で、朝のお茶の間を楽しませてくれそうだ。

　リアタイした視聴者は、「環奈ちゃんの『うちは朝ドラヒロインか？』最高。メタ発言炸裂で、令和の朝ドラって感じ！ 海に飛び込むシーンは、もはや朝ドラあるあるだけど、まさか自分でツッコミ入れるとは！ 予想外の展開に目が離せない」と、さっそくの“水落ち”に湧き、これからはじまるストーリーに胸を躍らせたようだ。

　また「朝ドラの橋本環奈可愛すぎて最高」「父役の北村有起哉さんの演技に見惚れる」と、今作のキャストに期待する声も多く上がっていた。

　今日からまた半年間、新たなヒロインが朝を彩る。どんな物語が繰り広げられていくのか、楽しみだ。

（文・野原まりこ）

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