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ギャルが抱えていた問題が深い…書道とギャルの間で揺れる橋本環奈“結”の行動は? NHK朝ドラ『おむすび』第5話レビュー

橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることをきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第5話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

風見先輩を振り切って結が向かったのは…。

連続テレビ小説『おむすび』第1週 第5話©NHK
連続テレビ小説『おむすび』第1週 第5話©NHK

 書道展に行くため、憧れの風見先輩(松本怜生)と待ち合わせした結(橋本環奈)。その道中、ハギャレンのメンバー・すずりん(岡本夏美)が路上でティッシュ配りしているところを発見するが、すずりんは体をフラフラさせて、その場にうずくまってしまう。

 その様子を気にしつつも、一度は通り過ぎた結だったが、人助けせずにはいられない米田家の血が騒ぎ、風見先輩をおいて助けに戻る。

 すずりんは母子家庭で家計を支えるためにアルバイトし、食事はお菓子だけで食費も月に3,000円に抑えていると言う。それを聞いた結は、持っていたおむすびをすずりんに食べさせた。

 その後、すずりんのピンチと聞いて駆けつけたハギャレンのメンバーに、総代表ではなく、友達になることを提案され、ゲームセンターでプリクラを撮ったのだった。

 今週月曜日から放送開始した『おむすび』。第1週目は、ヒロイン・結のギャルや書道に対する迷いや葛藤、そしてまだ謎が多く残る過去が描かれた。周囲の登場人物たちも、一筋縄ではいかない個性豊かなキャラクターが揃い、今後どんな風に物語に絡んでくるのか楽しみだ。

 第5話では、ハギャレンのメンバー・すずりんを中心に話が展開された。すずりんの境遇に「すずりんがけっこうな貧困でびっくりした、登場人物がみんな何かを抱えながら生きてることがほんのりとわかった第一週」との視聴者の声が寄せられた。

 風見先輩と2人きりで過ごすチャンスを捨ててまですずりんの元に戻った結には、「楽しいことが壊れるのが怖かったり米田家の呪いに囚われてたりする自分が嫌だとどうしても醒めた態度で生きてしまうけど、底に流れる熱い部分を認めてくれる仲間ができるとこれは何かが動き出してしまうっしょ」といった考察も見られ、ヒロインの正義感の強さもわかるエピソードとなった。

「周りに流されてみたら書道との思いがけない出会いがあったし、自分の意思で動いてみたらギャル友達ができた。結ちゃんの物語が動き出しつつあるね。」との声もあり、ますます今後の展開が気になってくる。
 
(文・野原まりこ)

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